小6の和馬くんが「がんばっていること」をテーマに作文を書きました。とてもいい作文だったので紹介させていただきます。
和馬くんががんばっているのは水泳です。習いごととしてのノルマをこなすだけではなく、どこが自分の弱点かを考え、弱点を克服するための方法を考え、実践しているところがすごいです。自分で自分を伸ばすことができるのを知っているのだと思います。
和馬くん、偉い! がんばれ!
(って言われなくてもがんばってますね)
では、和馬くん、お願いします。
「はい!」
がんばっていること 小6 和馬
がんばるというのはきっと今できないことをできるようにすることだ。
僕はいま水泳の泳力検定でどうしてもタイムが縮められず、それを縮めるためにがんばっている。まずは四泳法の中で特に何を頑張ればいいのか考えた。そこで四泳法で僕が唯一、3級で受かっていない背泳ぎを集中して練習することにした。 また 、背泳ぎは親から他の泳ぎに比べて遅いと言われていた。実際に、背泳ぎの後に疲れてくるし、練習しているときも、他の人と比べて背泳ぎが遅い。だから、まずは背泳ぎから平泳ぎに変わるときのターンを速くするための努力をしている。
また、僕は背泳ぎのターンも苦手だ。背泳ぎは他の泳ぎと違って前が見えない。そのため、頭をぶつけないようにターン前に腕を回すのをやめて足の力だけで進む。そのため、時間をロスする。また、僕はターンした後にうまく壁を蹴ることができず、大幅に減速してしまう。そのため、なるべく腕を回して速度を落とさないようにがんばろうと思う。また、ターンの練習もしようと思う。
泳ぎの途中から疲れて減速してしまうため体力も付けようと思う。水泳はいまいちばん得意なスポーツだ。昔は泳げなかった。けれど、がんばってできるようになった。だから、がんばればタイムが縮まると信じて練習を続ける。
ぼくには学校生活の中でとても心に残っている出来事がある。それは逆上がりが初めて出来たときのことだ。一年生からずっと進歩なしで六年生になってようやくできるようになった。今でも正直にいうと、できるようになったコツはわからない。ただ、ずっと練習をしていたことができるようになった理由なんだと思う。また、これは最近、思ったことだが、練習していた回り方で足抜き回りという、逆上がりと同じように後ろに周る回り方を練習したことがあった。この回り方は少し変な回り方をするけれど、逆上がりと比べたら明らかに簡単だ。この回り方をして後ろへ回るコツを掴んだのだと思う。
初めはできなかったこと、嫌いなことや苦手なことを克服する時にがんばるのだと思う。歳月人を待たずというように、がんばれる時にがんばることが大切だと思う。人はがんばってできたことを、見本として引き継いでいくのだと思う。
ぽちっとお願いします。
- 2024.03.16 Saturday
- 子供たちの作文
- 09:41
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- by あおぞら