「その時はどうなっているのか分かりませんでした」小4、男の子の作文

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     小4の男の子が3カ月前に始めた卓球のことを書きました。

     最近、試合に出て、接戦からの勝利をおさめましたが、無我夢中だったので、どうやって勝てたのか訳が分からなかったそうです。でも、もしかしたらアノ時のアレが良かったのかも……と、試合の後の分析をしっかりしているドラゴンくん。強くなりそうです!

     

     では、ドラゴンくん、お願いします。

    「はい!」

     

     

    卓球の試合 4年 ドラゴン

     

     ぼくは3カ月前、卓球を始めました。きっかけは家に小さい卓球台があって、ちょっと前からやっていたからです。卓球はスマッシュが入ったときや、勝った時がすごく楽しいです。
     1週間前、電車で卓球の試合に出ました。電車で30分、1回の乗り換えで行けました。試合ではリーグ戦で9戦する予定でしたが、1人休んでいたので、8戦になってしまいました。
     いちばん印象的だったのが、7戦目の相手がすごく強かったことです。10対9で負けていたとき、相手からスマッシュを打たれてたまたま僕のラケットに当たり、そこから相手が2回ミスをして僕が勝ちました。その時はどうなっているのか分かりませんでした。
     以前、初めて試合に出たときは全く勝てなくて、11−0で負けてすごく悔しかったです。そのあと、家にある公式より30cm長さが小さい卓球台で二時間練習しました。その努力が今回の試合では実ったのかもしれません。
     今回は最終的に3勝5敗だったけれど、自分としてはいい結果だったと思いました。これから、もっと練習して全勝できるようにしたいです。

     

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     パチパチパチ―、ドラゴン君ありがとう。

     私も小学生の時、卓球クラブで卓球を習っていました。父母会で運営している小さな卓球クラブです。週2回、夜に小学校の体育館を借りてやっていました。いちばん存在感のあった、いま、思えばたぶん監督であったろうおじさんはよくお酒を飲んで真っ赤な顏して練習にやってきましたが、ものすごく強くて、まるで酔拳を見ているようでした(笑) もう一人、コーチの中のトップ的存在の人がたばこを吸いながら煙たい顔でボールを打ち返していた光景をぼんやり覚えています。何ちゅう大人たちでしょうか^^ でも楽しかったし、父母会で安い費用で運営されていたことを思うと本当にありがたいです。あのときはあのありがたみはまったく分かりませんでしたが。

     ……ということをドラゴンくんの作文から思い出しました。

     ちなみに、ドラゴンくんのペンネームは私が勝手に付けました。漫画『ピンポン』(松本大洋)のペコか、スマイルか、チャイナかドラゴンか迷い、いちばん強そうな名前のドラゴンに。でも、書いた本人はペコ、もしくは映画『ピンポン』でペコ役だった窪塚洋介くんタイプです。じゃあ、ペンネームもペコでええやんってかんじですが。

     

    ▼ピンポンのドラゴン


     



    「アルバムはまるでみんなを笑顔にする魔法の絵本みたい」小4、女の子の作文

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       小学校4年生のクロワッサンちゃんがお母さんが作ってくれた自分の写真アルバムについて書きました。

       

       お母さんへの感謝の気持ちがたっぷりこもった作文です。

       

       クロワッサンちゃんの気持ちがうまく読み手に伝わるのは、自分のアルバムが他とは違う特別なアルバムであることがきちんと説明できているから。頭の中では分かっていても、文章で説明するのは意外と難しいものです。

       

       では、クロワッサンちゃん、お願いします。

      「はあい」

       

      思い出がたくさんつまったアルバム 小4 クロワッサン


       私には大切なものがあります。それはアルバムです。お母さんが作ってくれました。赤ちゃんのときから小学生の今までずっと作ってくれています。たくさんあります。手作りです。写真以外にも文や飾り、色などがついています。写真以外にいろいろなものがついているのが私のアルバムの見どころです。写真は主に旅行へ行ったことや遊んだこと、泣いたことなど私の生活の中のことをくわしく記録したものです。


       いとこと旅行に行った写真は私の中では特別です。なぜかというと普段の写真よりずっと笑っているからです。文も少し長い文になっています。特別なので飾りも少し特別なのかもしれません。


       私にはお母さん、お父さんの他に2人の弟がいます。弟たちにもたくさんのアルバムがあります。でも、小学校1年生と2歳なので私よりはすごく量が少ないです。でも、弟も自分のアルバムの写真を毎回、見て笑顔になっています。アルバムはまるでみんなを笑顔にする魔法の絵本みたいです。


       私は自分も大人になって子どもができたら子どもにアルバムを作って子どもを笑顔にさせたいなと思いました。

       

       


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      「バドミントンの勝敗は人間社会での勝敗に似ている」中2、男の子の作文

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         先日、作文教室体験に来てくれた中学2年生、もっくんの作文のご紹介です。ペンネームは私が勝手につけました(^_-)-☆ゴメン

         

         テーマは「私の好きな遊び」で、部活のことを書きました。今の部活を選んだ理由、以前に入っていた部活との比較、バドミントンから学んだ価値観としっかりした中学生らしい内容の作文です。

         

         中学、高校の部活動は練習時間が長く、疲労も激しいので勉強の妨げになる場合があります。最近、マスコミでもよく取りざたされています。しかし、もっくんのように自分でよく考えることのできる学生さんなら、部活と勉強とうまく両立していけそうです。これから作文教室でたっぷり文章を読み、ひとまとまりの意見文を書く練習をし、ますます国語力をアップしていってほしいと思っています。真の国語力は受験にももちろん役立ちますが、何より、生きる力になります。

         

         では、もっくんお願いします。

         

        「はい!」

         

        ぼくの好きな遊び 中2 もっくん


        中学生になって僕はバドミントン部に入った。バドミントン部は決してハードではないが、外をずっと走ったり、素振りをしたりと僕にとってはたいへん疲れる部活だ。僕がこの部活に入った理由は、リオ五輪で高橋・松友ペアが金メダルを取り、自分もやってみたいなあと思ったからだ。

         この前、バドミントンの試合の強さで部内の順位をつける番手戦が行われた。順調に勝ち進んでいったが、さいごの試合でまるで弾丸のようなシャトルを打たれ、手も足も出なかった。そのとき、僕の心の中では相手に対して、ああ、くそという気持ちだった。番手戦後の大会ではシングルスで惜しくも大会の出場権は掴むことができなかったがそれでよいとぼくは思っている。

         僕は小学生の時までバスケットボールをやっていた。しかし、僕は団体競技ではうまくできなかった。また、ポジションや役割も決まっているので、自分で好きにプレーができなかった。そんなとき、出会ったのがバドミントンだった。バドミントンは全て自分の実力なので、僕に合っていた。

         バドミントンの勝敗は人間社会での勝敗に似ていると思う。何事も努力をすれば勝ち上がっていき、サボれば見離されていくのだと思う。だから僕は何事もあきらめずに努力していこう。

         

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        「大会ではいつもお母さんが期待を込めて応援してくれるので、がんばるぞという気持ちになります」小学校4年生女の子の作文

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           小学校4年生ドルフィンちゃんが書いた作文を紹介します。

           

           習っている水泳のことを書きました。ドルフィンちゃんはかなり一生懸命に水泳に取り組んでいます。作文教室に「早朝に泳いできた」とまだ乾ききらない髪のままやってくることもあります。がんばり屋さんのドルフィンちゃんです。


          そんなドルフィンちゃんを支えるのはお母さんです。お母さんの言葉で水泳をがんばるぞと思ったこと、逆にやる気を失いかけたことを書きました。


          人はかけられたひとことで気持ちを大きく左右されるときがあります。ドルフィンちゃんが今回テーマにしたのはまさにそのこと。中心がしっかりと決められたいい作文です。ドルフィンちゃんの困難への挑戦も文脈から読み取れます。

           

          では、ドルフィンちゃん、お願いします。
          「はあい」


          励ましの言葉 小4 ドルフィン


          「今度の大会ではベストを出せるようにがんばろうね」
          お母さんが真剣な目で私に言いました。私は大会の時にベストが出るように全力を尽くしています。お母さんはそれを知っているので応援してくれます。大会ではいつもお母さんが期待を込めて応援してくれるので、がんばるぞという気持ちになります。大会の前日には
          「バタフライだから34秒を目指そうね」
          などと声をかけてくれたりもします。試合は自分との闘いです。自己ベストを出すのは難しくて、一種目だけしかベストが出ないときもあったり、全部ベストが出ないときもあります。四年生の女子で戦うときもあるので、そのときは、自己ベストの更新だけでなく、高い順位を目指します。
          逆にお母さんの言葉でやる気を失いかけたこともあります。ベストがぜんぜん出なくて
          「もうベストが出ないんだからやめたら」
          と言われたとき、水泳はやめたくないけどもうベストが出ないのかなと思ってしまうこともありました。水泳をやめた方がいいのかなと思ってしまうこともありました。
          私は励ましの言葉で自分の力以上の力を出せることもあれば、聞きたくなかった言葉で、気もちが沈んでしまうこともあるんだなと思いました。

           

           

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          才能やもともとの速さや運など関係なく、努力すれば勝てると思った(小6、女の子の作文より)

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             日ごろの行いが幸運を呼び寄せることを説いた文章があります。小学校6年生の音読長文です。長文の冒頭で筆者はこう言います。

             

             「笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。自分から運を寄せつけないでおいて、「私は運が悪い」となげいている人は多い。いつも暗い顔をしていれば運もにげていく」

             

             これを読んで、小6の女の子が書いた感想文をご紹介します。「才能やもともとの速さや運など関係なく、努力すれば勝てると思った」自分の体験を書きました。しっかりした考えの持ち主です。よく考える子にスポーツはこういうことを教えてくれるのですね。

             

             では、なっちゃん、お願いします。

            「はい!」

             

            陸上部で教わったこと 小6 なっちゃん

             

             私は陸上部に所属している。陸上部では1000mパートだ。私は去年、1年の中でいちばん大事な大会で思い通りの走りができなかった。その時、私は市内総合優勝をかけた大会の選手に選ばれていた。私の学校は前回その大会で準優勝していて、今年こそ優勝を目指していた。その大会では入賞すると学校に点数が入り、その合計点数で陸上がいちばん強い学校が決まる。
            「バン!」
            ピストルの音が鳴り、スタートした。最初は後ろの方に付き、ラスト250mで前に出た。だが、その時にはもうすでに遅れており、結局、タイムも自己ベストから5秒も遅くなってしまった。そしてチームも優勝にはとどかず、泣いている部長の姿がそこにはあった。
            その日、私はなぜもっと速く走れなかったんだろうと考え、自主練をすることにした。私はひたすら走った。その結果、次の大会では学年で2位になり、自己ベストも更新することができた。その時私は努力は裏切らないと実感した。才能やもともとの速さや運など関係なく、努力すれば勝てると思った。
            もうひとつ陸上部で教わったことがある。それは礼儀だ。挨拶、返事を厳しく教えられた。そうすると人との信頼関係が生まれ、何かあったときに協力し合える。走りでは負けても絶対に挨拶や返事では負けるなという先生の教えは陸上をやめても大切にしたいと思っている。
            「使っている鍬は光る」というように運は努力をしている人に回ってくると思う。一つ一つの行いのすべては自分の人生につながっているから、どんな時も守るべきことは守るべき!

             

             

            気高いなっちゃんに拍手を。

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            柏の葉作文教室概要
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            profilephoto
            浅岡佳代/1996年筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業/1998年高校(国語)教員免許取得/作文指導歴16年


            授業風景(県民プラザ3階、2018年12月)


            お迎えの待ち合わせ場所
            (県民プラザ2階、児童書コーナー)


            柏の葉公園に隣接しています。

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            その他、詳細はこちら

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            ☆教室生徒を対象に
                読書感想文講座(8月のみ)
                公立高校入試対策小論文講座(1月のみ)

            イラスト出典:わんパグ
            言葉の森HP記事
            学力の二つの道とそれぞれの個性(2018/12/07)

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