(小学校1年生のしんのすけくん。これまでずっと車で送り迎えだったのが、歩いて学校に行くようになりました)
虫がいれば近寄って、ハチかな、トンボかな、ガかなと検分。
段差があれば登ってみる。バランスとってそうっと歩く。
花壇のふちにも上がってみたい。
上がり損ねて花壇につんのめりそうになって、私を見上げて「お母さんのせいだ」と言う(なな、なんで?)
上がり損ねて花壇につんのめりそうになって、私を見上げて「お母さんのせいだ」と言う(なな、なんで?)
緑の網のフェンスには指を引っかけながら歩く。
灰色の柵には拾った葉っぱを引っかけながら歩く。
溝のフタは数えながら、一つ飛ばしにぴょんぴょんぴょん。
公園で遊ぶ上級生がいたら、私とつないでいた手をぱっと離して、
犬がいれば柵の側まで近寄って確かめ、
猫がいれば触ってみようと近づいて、逃げられ、
向こうから車が来れば道路の端に貼り付いて通り過ぎるまで動かな い。
自動販売機の前では全部の商品を確かめて、喉が渇いたと訴え、
お金を持ってないと言うと、怒る。
遠回りして押しボタン信号のある横断歩道を渡りたがる、どうしてもボタンが押したいしんのすけくん。なぜか、
こうして、大人の足で歩くより、
おしまい(^^)/