2月3週目の小学校3年生の感想文をご紹介します。
感想文のもとになる長文は少し難しめ。細菌学者のパストゥールが免疫のしくみを解明し、予防接種を作ることに成功したときのことです。難しい言葉や生物学の内容が出てきますが、1週間毎日の音読で理解は深まります。また、家の人への取材や自分で調べたことを書くことで内容が広がります。
3年生のいまの目標字数は600字。実はこの2人は600字に足りていませんが、1週間、難読に取り組み、テーマに沿った体験実例を探し、家の人に取材をする取り組みをしました。この目に見えない勉強こそが大切。このような勉強の積み重ねが読解力、思考力を養います。感想文は短めでも、2人ともしっかり準備をしてきました。書いていた時間は正味で30分ほどでした。
では、ヒロくん、サナピッピくん、どうぞ〜。
「はーい」
とっておいてよかった 小3 ヒロ
この話を読んでいちばん心に残ったのはパストゥールが取っておたコレラ菌をニワトリに注射して予防接種を発見できたことです。
ぼくも同じような経験があります。ぼくは算数のノートを使い終わったときに捨てずにとっておきました。そしたら次の日の学校の算数のプリントの宿題が分からなかったとき算数のノートを見て分かりました。
お母さんはぼくの保育園のとき使っていた布団を捨てずに椅子のマットとして使っています。毛布は車のひざ掛けとして使っています。どうしてかというと愛着があったからと言っていました。
何でもポイポイ捨てるのはよくないと思いました。
不思議なワクチン サナピッピ
ぼくがいちばんすごいと思ったことはパスツールがワクチンを発見したことです。
ぼくはインフルエンザのワクチンを打ってインフルエンザになり、インフルエンザのワクチンを打たなくて感染しませんでした。それが何回か続いたので、去年、インフルエンザのワクチンをしない方がいいとお母さんは思い、ワクチンをしなかったらインフルエンザにかかりました。ぼくはインフルエンザワクチンに相当、嫌われていると思います。
インフルエンザのワクチンは弱ったインフルエンザ菌を入れることです。そして、それに抵抗する抗体を人間の体が作ります。ワクチンは昔の人々の努力でできた成果なんだと思いました。