作文には具体的な体験を書くことが大切です。とくに個性的な子でなくとも、見ている世界はみんな違います。ですから体験を詳しく書くことはそのままその人らしい作文に繋がるのです。
体験を書いた後に、その体験から学んだことを書くのも大切です。人間には好みや性格、信念がありますから、
小6のなっちゃんはグアム旅行から学んだことを盛り込みながら次のような感想文を書きました。感想文なので、第一段落は読んだ長文の要約になっています。第二段落目、第三段落目が体験実例で、第四段落目がまとめです。とくに第二段落目が秀逸。体験から学んだことで自分の考えを変えてしまうというすご技を決めています。
ではなっちゃんどうぞ。
「はあい」
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どこへ行っても 小6 なっちゃん
世界中どこに行っても日本人の旅行者たちは身の回りに「日本」
私は前、グアムに行きました。
私はどこかに旅行に行っても日々の生活リズム通りに動いてしまい
人はどこへ行ってもいつもの習慣は変わらず、
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いかがでしたでしょうか。グアムを日本語であふれさせたのは、最初、グアムの人たちだと思ったけれど、実は日本の人たちだった、と考えを改めるところがすごいです。体験から学び、場合によっては考えを改める。私も大いに見習いたいものです。でも、これがけっこうむずかしい。がんばりまっせ。