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サクラさんの作文「都電が走っていた」

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     サクラさん(80代女性)がかつて都内を走っていた都電のことを書きました。「今日は都電のことを書く」とおっしゃったとき、私は地下鉄のことかと思いましたが、そうではありませんでした。都電とは何か、サクラさんお願いします。

     

    「はあい」

     

    都電が走っていた サクラ

     

     今から思い出しますと、都には都電という電車があった。道路の上に線路があって、その上を一両の電車が走る。車もいっしょに走る。その頃はトラックが多かった。今でも上野の近く、三輪というところを走っている都電があると思う。


     その頃、昭和37,8年の頃、息子と新宿御苑に行った。息子が幼稚園の時だ。都電に乗ることを楽しみにしていた。

     

     また、都電で日本橋のデパートへ行き、屋上の遊園地で息子を遊ばせたり、地下で食事をしたりした。現在でも、いろいろなものを食べたことを息子は覚えていて話してくれる。  

     

     あるときは都電で私の地元の方(かた)に会ったこともある。福島の中学校の方で1,2学年上の人が乗っているのを見たのだ。こんな偶然があるんだと印象深かった。


     いまは都電の線路は全部取り除かれて道路もきれいに舗装され、都バスなどが運行されています。現代は何もかもが変わりましたネ。最近は皆、車であちこち行きますが、私は今でも電車や地下鉄を使って出かけています。

     

    ==========================================

     

     サクラさん、ありがとうございます(^^)/

     かつて東京都内を路面電車が走っていたということを私は初めて知りました。ウィキペディアによると都内の路面電車計画は明治22年(1889年)に始まったそうです。それまで使われていた馬車鉄道に代わる交通手段として、当時の実業家たちが政府に提案したのがきっかけだったとか。

     また、作文に書かれていた昭和38年頃(1963年頃)は、ちょうど都電が次々と廃線になり始めたころだそうです。オリンピックのための道路整備や、地下鉄の発達により、その後、都電はどんどん姿を消していくことになるとのこと。70年から80年間ぐらい都電は都内の人の足となり活躍していたようです(ウィキペディア「東京都電車」)。

     

     インターネットで調べると当時の写真が出てきました!

     

    ▼日本橋を走る都電です。ちょうど昭和38年に撮影されたもの。写真はウエブサイト「あの頃の撮影地ガイド」より。

     

    ▼当時のサクラさんの息子さんの写真をお借りしました。5歳ぐらいだそうです。中央、左端に。

     

     たった50年で時代は本当に大きく変わったのだなあと実感しました。

     

      ところで、作文を書く前に、サクラさんは都電から勝鬨橋(かちどきばし=跳ね橋)が上がるのを見たような気がする、とおっしゃっていました。でも、「よく考えたらテレビで見たのかしら、きっと、テレビでしょうねえ」と文章にするのはおやめになりました。記憶の出どころをよく考えてみるところがサクラさんのすごいところです。これは文章を書く上でとても大切な素養。サクラさんには日ごろから正確に物事を考える姿勢が身についているのだと思います。

     

    ▼勝鬨橋の写真もインターネットにありました。昔は教科書に必ずこの写真が載っていたそうです。何の教科書かは分かりませんが。

     

     普段は車やトラックや都電が行き交う大きな橋が持ち上がり、跳ね上がった橋の間を船が通り、それをまた都電から眺める。これは迫力のあるシーンだったに違いありません。サクラさんのおかげで作文で歴史の勉強ができました♪

     


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    コメント
    大阪のは、チンチン電車といいます。発車する時の鐘の音ですね。阿倍野からは、今も阪堺電車があります。松山のは、先日乗りました。街並みによく合っていました。
    • 育代
    • 2018/12/01 9:08 AM
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