小6の和馬くんが「がんばっていること」をテーマに作文を書きました。とてもいい作文だったので紹介させていただきます。
和馬くんががんばっているのは水泳です。習いごととしてのノルマをこなすだけではなく、どこが自分の弱点かを考え、弱点を克服するための方法を考え、実践しているところがすごいです。自分で自分を伸ばすことができるのを知っているのだと思います。
和馬くん、偉い! がんばれ!
(って言われなくてもがんばってますね)
では、和馬くん、お願いします。
「はい!」
がんばっていること 小6 和馬
がんばるというのはきっと今できないことをできるようにすることだ。
僕はいま水泳の泳力検定でどうしてもタイムが縮められず、それを縮めるためにがんばっている。まずは四泳法の中で特に何を頑張ればいいのか考えた。そこで四泳法で僕が唯一、3級で受かっていない背泳ぎを集中して練習することにした。 また 、背泳ぎは親から他の泳ぎに比べて遅いと言われていた。実際に、背泳ぎの後に疲れてくるし、練習しているときも、他の人と比べて背泳ぎが遅い。だから、まずは背泳ぎから平泳ぎに変わるときのターンを速くするための努力をしている。
また、僕は背泳ぎのターンも苦手だ。背泳ぎは他の泳ぎと違って前が見えない。そのため、頭をぶつけないようにターン前に腕を回すのをやめて足の力だけで進む。そのため、時間をロスする。また、僕はターンした後にうまく壁を蹴ることができず、大幅に減速してしまう。そのため、なるべく腕を回して速度を落とさないようにがんばろうと思う。また、ターンの練習もしようと思う。
泳ぎの途中から疲れて減速してしまうため体力も付けようと思う。水泳はいまいちばん得意なスポーツだ。昔は泳げなかった。けれど、がんばってできるようになった。だから、がんばればタイムが縮まると信じて練習を続ける。
ぼくには学校生活の中でとても心に残っている出来事がある。それは逆上がりが初めて出来たときのことだ。一年生からずっと進歩なしで六年生になってようやくできるようになった。今でも正直にいうと、できるようになったコツはわからない。ただ、ずっと練習をしていたことができるようになった理由なんだと思う。また、これは最近、思ったことだが、練習していた回り方で足抜き回りという、逆上がりと同じように後ろに周る回り方を練習したことがあった。この回り方は少し変な回り方をするけれど、逆上がりと比べたら明らかに簡単だ。この回り方をして後ろへ回るコツを掴んだのだと思う。
初めはできなかったこと、嫌いなことや苦手なことを克服する時にがんばるのだと思う。歳月人を待たずというように、がんばれる時にがんばることが大切だと思う。人はがんばってできたことを、見本として引き継いでいくのだと思う。
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千葉県立東葛飾高校
流通経済大学付属柏高等学校
岐阜県立吉城高校(理数科)
高山西高等学校(特進?)
富山第一高校(特進)
中には昨年の春は国語で学年最下位を取ったものの、春、夏、秋、冬と徐々に国語の問題を解くコツを掴んでゆき、見事に進学校に合格した人もいました。
国語の問題を解くにはいくつかコツがありますが、第一のコツは、答えは全部、問題文に書いてあることに心から納得することです。たぶん、どの国語の問題集の冒頭にもそう書いてあると思います。
富山第一高校合格はうちの息子です。一緒に岐阜県公立高校の過去問や富山第一の過去問をやったので入れておきました。
皆さん、心より合格おめでとうございます。
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説明はScratchで作りました。Scratchの説明をScratchで行っています。Scratchはプレゼンにも向いているので、その特性を生かしました。このScratch教材は授業でも使いたいと思います。
(このプログラムを試してみた人はぜひ下の解説も読んでください)
スプライト「伝言再生」
のコードの解説です。
伝言が5つ残されたという設定で作ってあります。
さて、ここから先、実際にこのプログラムを作ってみた人にぜひ読んでほしいのですが、
何と言っても、このブロックが複雑です。
いろいろな要素を重ねて1つのブロックにしてあります。
これは
というメッセージを送って待つ、という意味になります。
というわけで、このメッセージを分解しながら詳しく見ていきます。
まず、メッセージの先頭
は、「お父さん」「お母さん」「わたし」が入っている「だれリスト」のことですネ。
こちら↓
ここで「お父さん」「お母さん」「わたし」はだれリストに入っている値になります。
次に、このだれリストに対して、変数
を最初、0にしておき(いわゆる初期化というやつです)、ループのたびに、1ずつ上げていきます。そして、リストの上から順に1つずつ
メッセージとして送って待つ
作業を行います。具体的に言うと、このブロックからはループのたびに
「おとうさん」
もしくは
「お母さん」
もしくは
「わたし」
が出てきて、
(上記の教材Scratchの吹き出しで確認できます)
それが、そのたびに、
全スプライトに送られる
というわけです。
特定のスプライトに送られるわけではありません。全スプライト、つまり、お父さん、お母さん、わたし全員に一斉に送られるのです。ちなみに、全スプライトに送られるのはそれがScratchメッセージ機能の仕様だからです。
そして、ポイントは
リストの値がそのままメッセージになる
点です。これが大事! そして、ここがのみ込みづらかった原因だと思われます(少なくとも私には)。
たいていの場合、メッセージ機能は、例えば「解散」というメッセージを自分で作って、それを全スプライトに送ってスプライトを四方八方に散らばらせるというような使い方をしますが、そうではなく、ここでは、リストの値を上から順に取り出して、メッセージとして全スプライトに送っています。Scratchではリストの値がそのままメッセージとして使える仕様になってる、というわけです。
このあとはそれぞれのスプライトの仕事です。つまり、お父さんスプライト、お母さんスプライト、わたしスプライトが伝言を再生していくわけですが、それぞれのスプライトは、自分の名前のメッセージを受け取ったときだけ、動くように作ってありますから、メッセージを受け取ったときだけ、伝言を再生していきます。こうすることで他のスプライトと重なることなく、伝言を再生することができるのです。
また、それぞれのスプライトがメッセージを受けとったとき、伝言リスト
の
変数
の伝言を取り出して表示するわけですが、なぜ、どのスプライトも
変数
が分かるかといえば
それは、
変数
が、すべてのスプライトに共有されているからです。
変数
を作ったときを思い出してください。
こんなふうに
「すべてのスプライト」にチェックが入っていたはずです。
これは、「伝言再生」スプライトでも「お父さん」スプライトでも、「お母さん」スプライトでも、「わたし」スプライトでも、この変数を使えることにしますよ、という意味になります。
じつは、これはいま主流のオブジェクト指向とは異なるやり方です。
オブジェクト指向では、変数はそれぞれのオブジェクトの中で管理します。
こんなふうにみんなで共有したりはしません。
だから、
変数
は特別な変数で、すべてのスプライトで共有している、と思っておくことが大切です。
変数を共有して、他のスプライトの見えないコードも頭に入れながら仕組みを作るところがちょっと難しいですね。
でも、うまいこと作ってあります。
このプログラムを作った人、すごいです。
読んでくださった方はどうでしたか。
理解の助けになりましたでしょうか。
理解が深まることを願いつつ。
これで、よけい分からなかくなったというようなことがないことを祈りつつ。
最後まで読んでくれてありがとねー。
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chatGPTを使って作文を書くそうです。そのうち私もやってみたいです。
↓企画内容が分かります。
ChatGPTを作文学習、創造発表学習に生かすための講習会(オンライン作文教室・言葉の森記事)
↓実施後の解説です。
ChatGPT講習会、無事終了。音声入力とChatGPTを利用して、タイムパフォーマンスの高い作文学習を。作文の本質は、書くことではなく考えること。作文は宿題として出すものではなく、授業の中で書くもの(オンライン作文教室・言葉の森記事)
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ただいま、無料体験学習(2回)を実施中です。12月中にお申し込みくださった方は来年3月末までの間で、2回、無料体験学習を受けていただけます。
子どもも大人も募集中です。
小学校4年生以上とあるのは、1時間半集中して勉強するなら4年
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【年始のお知らせ】1/1(月)、2(火)、3(水)休業。1/4(木)始まり。今月は5週目ありです。月、火、水の授業は1週ずつ後ろにずれて行います。よろしくお願いします(^^)/
冠雪した焼岳(活火山、2455m)
この夏に神岡町桜が丘体育館で毎週、
もとい。
駆け込み寺にはその後、うちの大学4年の娘がお世話になった。
そこで、駆け込み寺に駆け込んで、
ところで、時間が前後するが、初めて私が行ったときには、
「
と尋ねられた。
「ええと、日本語も、プログラミング言語も同じ言語だからです。
というようなことを言った、というか言いたかったのだけれど、
トホホな経験はあとを引く。今度、
「プログラミング言語はコンピューターが理解する言語です。
これでM氏は納得してくれるだろうか。また、
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飛騨市のイベント「探究フェス2023」の中の、プログラミングブースに参加します。皆さんにScratchの体験をしていただけるよう、いま、講師陣で楽しいプログラムを用意していますので、ぜひ、お越しください。子どもから大人までが対象です。初心者大歓迎です。
プログラミングブースの紹介はこちら(上記チラシの裏面)です。市のイベントなので、教室名ではなく個人名になっています。写真の手を振っている男の子は教室の生徒さん。楽しそう^^
プログラミング以外にも、「探究」をテーマに、命の不思議さに触れるワークショップ、図書館の使い方ガイドのワークショップ、電子工作でおもしろグッズを発明するyoutuberの講演などがあります。(*ワークショップは申込制です)
開催は12月10日(日)9:00から15:00まで。詳しくは飛騨市HPでご確認ください。
「探究」という言葉は最近よく耳にする言葉で、いったい何だろうと思ってらっしゃる方も多いと思いますが、私は「探究」の核をなすのがプログラミング学習だと思います。
文科省が推奨する「探究」学習とIT、AIについての言葉の森記事はこちらから。
マイナスをゼロに戻す教育ではなく、ゼロをプラスにする教育を――AIテクノロジーとITテクノロジーと新しい理念によって、日本の教育と社会は変わる(言葉の森11/18記事)
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迷路を動き回るのは青くんというキャラクターです。青くんがゴールを目指します。
青くんは右手法という手法で迷路をめぐります。右手を壁に付けながら進み、もし壁が無ければ右へ曲がります。右へ、右へ、右へ、壁伝いに動き回れば必ずゴールに行きつくというのが右手法です。
さっそく、教室のTくん(小3)に遊んでもらいました。ところが、遊び方が完全に私の予想に反していて、、迷路に塗りこめられた青くんでした(/_;) Tくんの解説付き動画です。
今度はRくん(小3)に遊んでもらったら、迷路が黒になるように改造されて、黒の周りをまわるのだと誤解させられた青くんが説明部分の黒枠やら文字やらを周回させられていました( ;∀;) ゲームのキャラをだます改造をするなんてさすがRくんです。
TくんにもRくんにも予想外の楽しみ方で遊んでもらいましたが、きっとこれが小学生のプログラミング的遊び心だと思います。
Rくんに諭されました。
「これは、説明のとおりに迷路を作るより、中をいじって改良する方がおもしろいタイプのプログラムですね」
はい、きっとそうです。
というわけで、迷路を作るより、改良する方がおもしろいタイプのプログラム(浅岡作)
蛇足ですが、最初に作ったのはこちらでした。
でも、迷路部分が手書きだと微妙に斜めになる部分やギザギザになる部分ができて、最初に作った青くんがちゃんと動かなくなりました。そこで、青くんのコードの中の「90度向きを変える」部分を改良したのでした。そうしてやっとできたのが「迷路を作るより、改良する方がおもしろいタイプのプログラム」となりました。楽しく迷路を作ってもらえると思ったのに(/_;)
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栗に興味を持ったYくんは栗について調べたことも書きました。分かったことがいろいろあったみたいですが、じょうずにまとまっています。中でも、栗が縄文人にとっての主食だったことに、私はびっクリしました。私たちの主食だったとは。道理で栗を見ると懐かしい気持ちになるわけです。縄文の頃の記憶だったのですね(とかいって)。
では、Yくんお願いします。
はあい
秋の食べ物 小6 Yくん
秋の食べ物といえば柿もそうだけど、なんといっても栗だろう。僕は前、トビウオという団体の人に栗をもらった。くれた人は、買ったものではなく森で拾った栗だと言った。家に持って帰って次の日、栗を洗ってゆでた。ゆでた栗をむいてみた。包丁で切り目をつけたのでむけたけど難しかった。むいた栗は少し食べたけどほとんどは栗ご飯に使った。栗ご飯はつぶれてしまったけど甘みがあっておいしかった。
栗の主な原産国は中国、北アメリカ、地中海沿岸地方だ。日本では約五千年前、縄文時代の人々の主食として栽培されていたことが、青森県の三内遺跡で出土した栗のDNAの調査から分かっている。日本で栗が多く生産されているのは1位が茨木県、2位が熊本県、3位が愛媛県だ。栗にはしば栗、山栗と呼ばれる品種があるそうだ。栗の実はイガでおおわれていてその下には鬼皮というかたい皮、そのまた下に渋皮といううすい皮があり、その中においしい栗の実が包まれている。動物などに食べられてしまわないように、栗の実は三重もの皮で守られているのだ。
「桃栗三年柿八年」というように栗は早く実るのでいい食べ物だ。人間にとっても動物にとっても秋の食べ物は栄養がありおいしくて良い。これからもおいしい秋の食べ物を食べていきたい。
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中3のかきくん(千葉県)が「季節感のある暮らし」をテーマに意見文を書きました。季節感のある暮らしをするにはどうしたらいいか、その方法を考えた作文です。とてもいい作文です。記事のいちばん下に載せますので、ぜひ、読んでみてください。
かきくんは高校受験を控えた受験生です。ときどき1人でカメラを持って自転車で近所をめぐるのがよい息抜きになるそうです。見慣れた風景も時間帯によってさまざまに表情を変えるとか。また、それを写真に納めるのが楽しいそうです。
かきくんが写真を撮り始めるきっかけとなった写真がこちら。
ちょっとピンボケですが、と言いつつ送ってくれました。綺麗ですねー。
かきくんは写真のデータをすべてちゃんと整理して保管しているいるそうで、作文の実例の相談をしたあとに、その写真を送ってもらえないかと頼むと即座に送ってくれました。
かつては私もこの近所に住んでいましたから、この場所がどこかは分かります。ただ、いつも写真の奥に通っている国道を車で走るだけでしたので、反対側にこんなに綺麗な場所があったなんて知りませんでした。オアシスですね。
では、かきくんの作文です。どうぞー。
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季節感のある暮らし 中3 かき
僕は早朝に自転車で近所を周るのが好きだ。いつもと違う街の風景がそこにあり、人の少ない時間は、僕の心を穏やかにしてくれる。また、季節によってもかなり印象が変わるのもおもしろい点だ。夏は昼とはまるで別世界のような涼しい風が吹き、さわやかな朝が感じられる。そして、冬は寒さに少し体が震えるが、夏とはまた違う、冷たい青のような街並みが見えて、心がわくわくする。このように、僕は季節ごとの良さを感じながら生きていきたい。
そのための第一の方法は変化を楽しむ気持ちを持つことだ。僕は早朝や夜の時間帯に外に出るのが好きだ。人気のない時間には、その場所や空間の本当の顔が現れると思う。家の近所に大きな書店があり、その隣に貯水池がある。昔からそこを周って歩くのが好きだったが、夜に歩いたことは一度もなかった。ある日、母に許してもらい、夜にその場所を訪れた。その風景はぼくがいつも見ていた昼の風景とはまったく別もので、本当に美しいと心から思った。そして、持ってきていたスマートフォンで写真を撮った。それ以降、風景写真を撮るのが趣味となり、今でも続けている。変化を楽しむことで、新たな良い一面を見つけることができる。
第二の方法は学校や社会でもっと季節ごとの行事を大事にするような文化を作っていくことだ。日本には青森ねぶた祭や秋田竿燈祭など、有名なお祭りがいくつもあるが、僕はもっと多くのお祭りが知られてほしいと思う。祭りなどの行事はその地域の伝統や魅力に触れられる良い機会だ。それぞれの地域が魅力を発信することで、より日本の文化は進化するのだと思う。
確かに、科学技術の発達は人間に快適な環境をもたらしたそれによって暑さや寒さに苦しむ人も減ったのは確かだ。しかし、僕たちはもっと季節感のある人生を送るべきではないだろうか。今は受験や勉強に忙しく、外に出ることができないが、受験が終わったら、また、あの美しい風景を写真に収めたい。
かわいいの、できました♪
作品ができたきっかけはスクラッチでキャラクターにダンスをさせる課題に取り組んでいたSくんのつぶやき。
「自分を踊らせてみたいな」
それならばとiPadでSくんを写真に撮り、長押ししてトリミング(便利な機能もあるものです。iPhoneでも可)、即座にスクラッチに読み込んで、こんなにリズム感あふれる作品を作り上げました。Sくん、センスあるなあ。
何より、自分から、こうしたいなあとアイデアが浮かぶのがたいせつです。Sくん、ナイスな発想でした。
これを見たSくんのお母さんも
「とてもかわいい。うしろの背景もよく工夫してあるね」
と大絶賛。こういう励ましはまた次にいい作品を生むのです(^.^)ホント
こちらは小6、Sくんのスクラッチ作品。
こちらもいいのができました。
教科書のプログラムを工夫して作りました。教科書は地中のモグラが楕円部分をぐるぐると周回するプログラムでしたが、モグラを魚2匹に変え、さらにサメが後から追っかけてくるようにして、背景も水中らしく工夫しました。
背景は、別の背景からベクターモードでサンゴと水草をちょいちょい移動させてあっという間につくってました。スクラッチの良さをうまく使っています。
そして、これは図らずも「ファインディングニモ」のニモとドリーになっています!(なぜか作った本人は気づいてないようでしたが)。
ドリーの方が少し速く設定してあるそうで、一周回ってサメに追いついても逃げ続け、さらに、追い越しても、逃げ続けます。
このキャラはまさにドリー。きっと独り言をいいながら、当初の目的を忘れて泳ぎ回っているのです。
こんなスクリーンセーバーがあれば欲しいです。ずうっと見ていたいです。
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まず、ドリルロケットくんは干し芋が大好きです。何の芋を干したものか3種類は味で分かるそうです。すごい能力ですね。
また、「芋」をかな表記にする場合は「イモ」とすべきか、「いも」とすべきか真剣に悩んだ時期もあるとのことで、年季の入ったサツマイモファンであることがうかがわれます。
さらに、イモの漢字を考案したこともあるそうです。こんな漢字です。
訓読みが「サツマイモ」になるそうです。スイートですね。きっと、なんかイモ、繰り返して書けるよう簡略化したのだと思われます。「芋」より3画も少ないですから。
この造語については、前日譚があるそうです。もちろん、ドリルロケットくんの創作です。
かつて、サツマイモが大好きな王様がいました。ある時、「イ」と「モ」をくっつけて「毛」を「イモ」と読ませようとしました。ところが、その国の人民の反対にあい、結局、「毛」の読みは「け」に戻ることに。王様、サツマイモ好きが高じて誤った判断をしたというわけですね。でも、人民の意見を聞き入れるいい王様だったようです。そして、ドリルロケットくんの
は同じ轍を踏まないために、横棒を1本減らしてあるというわけです。ちゃんとつじつまが合っていますね! これなら、人民も受け入れてくれそうな気がします。
そして、ここからはドリルロケットくんの創作ではなく、ドリルロケット君がサツマイモについて調べた話です。
なんと、10月13日はサツマイモの日だそうです! 知りませんでした。そんな日があるなんて。
ことの発端は江戸時代、サツマイモのおいしさを「栗(九里)より(四里)」と表現したことから、九里と四里を足した「十三里」という名でサツマイモを呼ぶようになったのが始まりとか。ちょうど江戸から十三里離れたところにサツマイモの産地、川越があったこともあり、「十三里」という呼び方はすっかり定着したそうです。そして、サツマイモが旬を迎えるのは10月。そこで、10月13日をサツマイモの日にしたということでした。
いろんな日があるものですね。
そして、サツマイモ愛あふれる作文は結びもすてきでした。
これからもあきずに秋をたんのうしたいです
名言です。
↓たぶん、文字が小さくて読めないと思いますが、ドリルロケットくんの作文。
最後にもう一度。
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「過疎ってなあに?」
と質問が出ました。
「若い人が都会へ行っちゃって、町の人口が減っちゃうこと」
と答えると、もう一人の小3、Rくんが
「神岡も過疎だ〜」
Tくんは不思議そうに
「どうして、みんな神岡を出ていくんやろ? ぼくには分からん。神岡には✕✕があるのに!」
と。今度は私が✕✕って何かと尋ねると、「駄菓子屋さん」とのことでした。
なるほどー。Tくんはお菓子が大好き。この間、アルフレッド・ノーベルがノーベル賞を設立したという課題文を読んだ時、
「僕はお金がいっぱいあったら、お菓子を買う(*‘∀‘)」
と言っていましたから。Tくんらしい。でも、そのあと、Rくんが、
「あそこ、店やめるんやってよ」
と新情報をもたらし、心底、驚いて、やがて、がっくりしていたTくんでした(/_;)カワイソ
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プログラミング発表会を行いました。プログラミング発表会は、日ごろのプログラミングの勉強を発表する場として、今年から始めたイベントです。写真は中2の男の子がPlaygroundで作ったプログラムを実行しながら説明しているところです。
自宅の居間に生徒さんとおうちの方に集まっていただき、テレビをモニターにして、パソコンをつないで発表してもらいました。
写真は小3Rくんがタイピングを披露してくれたところ。
今回、やってみてとても良かったので、来年からも続けようと思います。何よりも良かったことは、子どもたちがちゃんとプログラミング的思考を身につけつつあることが、はっきりと分かった点です。
どんな勉強でもそうですが、与えられた課題を適当にこなして先へ進んでいくことはできます。分からなかったところはやり方を教えてもらい、へえ、なるほどね、といちおう納得した気分になって、先へ進んでしまう。でも、それでは次回、同じ問題にぶち当たった時に、同じように分からなくなり、自力で解決することはできません。
そこで、今回の発表会では普段の課題から離れ、自分自身でテーマを設定し、自分で問題を解決して、発表に臨んでもらいました。
少し背伸びした内容なので、「できたこと」も「やろうとしたけれどできなかったこと」もあったはずで、それは、きちんと分けて説明してもらうようにしました。
それはどういうことかというと、例えば…、
タイピングはほとんどできたけど、大勢が見ている前でやるとけっこう間違っちゃうなあというのがOKということです👌
ゲームを作ったけれど、一部、動かないところがあるなあ、こうしたかったのだけどなあ、というのもOK👌
難しいプログラムを説明しようとしたけれど、やっぱり100%理解できたわけではなかったなあもOKです👌
発表ごとに、講評を加えながら、それぞれのすごいところ、また、今後の課題などを話していきました。みんな、ちゃんと筋道を立て、自分の頭で考え、解決策を模索することができていました。みんなすごい‼️ 今回の発表で大きく成長したなと思いました。
4年生Sくん、ねんくのだいぼうけん(クリックするとスクラッチが開きます)
5年生Tくん、魔女の世界一周旅行(クリックするとスクラッチが開きます)
6年生Sくん、ねずみシミュレーター(クリックするとスクラッチが開きます)
3年生のRくん、Tくんはホームポジションを守ったタイピングの腕前を、アプリ「寿司打ち」で披露してくれました。
当日、観覧にきてくださったお父さん、お母さん、きょうだいの方、そして、「自由研究駆け込み寺」メンバーの方、本当にありがとうございました。発表した子はどの子も「緊張した」と言っていましたが、そんな貴重な場が実現したのは、皆さんが見にきてくださったおかげです。本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
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8月12日(土)は教室をお休みさせていただきます。代わりに9月に土曜が5回ありますので、第1−5週まで授業を行います。9月の第5土曜日は休みではありません。振替も受け付けます。
作文の生徒さんは一週ずつずれて次のようになります。
8/5(土)8.1週の課題
8/12(土)休み
8/19(土)8.2週の課題
8/26(土)8.3週の課題
9/2(土)8.4週の課題
9/9(土)9.1週の課題
9/16(土)9.2週の課題
9/23(土)9.3週の課題
9/30(土)9.4週の課題
インスタ更新中です。見てねー。
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6月11日(日)、近所の科学館カミオカラボで開かれた科学教室にプログラミング講師として参加しました。カミオカラボはこれまでにも何度か科学教室を開催してきたそうですが、私にとっては初めての参加でした。
前回はスクラッチをやったそうですが、今回はマイクロビットを使った電子工作をやりました。こちらがマイクロビット本体です。
手のひらにのる小さな配電盤のような機械です。クレジットカードの半分くらいの大きさでしょうか。よく見ると細かい部品やセンサー、スイッチ、端子などがたくさんついています。
教室は午前と午後の2回実施され、参加者はそれぞれ5名ずつ。計10名がウエブからの応募、当選の手続きを経て参加してくれました。
当日の教室の様子を取材していただき、飛騨市のインスタで紹介されました。
(本文はまだ続きます。「アウトオブボックス体験」のすばらしさについて書きました。戻ってきてねー)
今回は初心者が対象でしたので、まず最初に、「アウトオブボックス体験」からやりました。この「アウトオブボックス体験」、とてもいいです。これは、すべての新品のマイクロビットに備わっている自己紹介的な機能です。2分ほどの間に、マイクロビットにどんな機能があるのかを簡単に紹介してくれます。しかも、操作側の操作を反映しながらインタラクティブに進むので、体験的に機能を知ることができます。始めるのも簡単で、マイクロビットを電源につなぐだけ。自動的に「アウトオブボックス体験」がスタートします。
マイクロビットの表面には5×5個のLEDライトが付いていますが、ここがモニターのような役目を果たしています。LEDライトが文字や記号で指示を出してくれますので、子供たちはそれに従って、ボタンを押したり、本体を振ったり、斜めにしたり、手をたたいたり。それを感知したマイクロビットが、模様や文字、ハッピーな音を返してくれます。まるで、子供たちとマイクロビットが会話するように体験が進みます。
マイクロビットがハートを表示しているところ。
「アウトオブボックス体験」はたった2分という短い間ですが、この間に子供たちはマイクロビットの概要を知ることができます。いろいろな入力を感知して、それに応じた出力を返してくれる機械であることを体験的に学ぶのです。
どんな入力に対してどんな出力があるか、それを決めるのがプログラムです。プログラムを作ることをプログラミングと呼ぶのだということ、今日はパソコンのアプリでプログラムを作って、マイクロビットに転送するのだということを説明して、プログラム作成開始となりました。
今回、作ったのは、「たまころがし」ゲームです。スタートすると2つのLEDが光り、1つは動く「たま」、もう1つは動かない「ゴール」とみなされます。動く方の「たま」は本体の傾き具合によって、左右上下に動きます。「たま」と「ゴール」が合わさったらミッション達成です。
実は、初心者にとってはかなり難しいプログラムだったと思います。いきなり変数が出てきますし、加速度センサーという難しい名前のセンサーも使います。しかし、ある程度、複雑なものでないと、プログラミングの面白さが伝わらないと思いましたので、あえてこのゲームを選びました。
ご覧のとおり、けっこう複雑です。
そして、実はこのゲームは、一瞬だけですが、「アウトオブボックス体験」ですでに一度、登場しています。ですから、子供たちにとってどんなゲームを作るのか、事前にイメージしやすかったと思います。まさに「アウトオブボックス」さまさまの科学教室でした。
ちなみに、マイクロビット本体に書き込めるプログラムはひとつだけですので、「たまころがし」プログラムを書き込んでしまうと消えてしまいます。でも、こちらから、ダウンロードできますので、これを本体に上書きすれば何度でも体験することができます。アウトオブボックス体験はスルーしてしまった! しまったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーンという方はぜひこちらから体験なさってください。
ぽちっとお願いします。
@kayo.asaoka
教室のホームページはこちら。
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ChatGPTを利用した作文教育――作文の本質は、書くことではなく考えること
余談ですが、私が言葉の森で講師を始めたのは2003年です。今は独立した教室をやっていますが、最初は言葉の森の講師としてスタートしました。さっき、ふと気づいたのですが、言葉の森に入って今年で20年になります。たしか、2003年5月に採用されたので、ちょうど丸20年が経つところです。
私が言葉の森を選んだのは、なんと言ってもその理念に惹かれたからです。また、20年も続いたのは、その理念を常に社会に発信し続ける姿がすごいと思ってきたからです。教育とは何かを考え、実践する姿を誇りに思う気持ちは今も変わりません。
私の教室では2021年から新たにプログラミングを加えましたが、言葉の森もこれからの子供たちの教育を考え、作文とプログラミングを柱にしているようです。これも私にとって嬉しいことです。
そして、作文、プログラミング、本当の教育ということを考えたときに、ChatGPTは避けては通れない問題です。今回の記事はまさにChatGPTと教育ですので、ぜひ、お読みになってください。
(先月の記事ですが^^; もっと早く紹介すればよかったです)
言葉の森のそのほかの記事もおすすめです。
https://www.mori7.com/
ぽちっとお願いします。
]]>これまで16:30から18:30にしていたのは、16:30以前の需要はないと思っていたためですが、早く始めたい方もいらっしゃるので30分早めました。
とくに振替の際に便利だと思います。学校の職員会議などで早く学校が終わったとき、もしくは、長期休みの際にはこの時間帯は使っていただきやすいと思います。よろしくお願いいたします。
(*火曜日を除きます。火曜日しか都合がつかないという方はご相談ください。調整します)
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新小6のお子さんで、中学受験をお考えの方は今がお申し込み時です。あと5名 4名(3/13時点)担当することができます。
作文、小論文は準備に10カ月かければどんなお子さんも必ず上達します。なぜなら、書く力はすでに潜在的にみんなが持っているからです。普段、日常的に使っている言葉が日本語なら、日本語で文章を組み立てる力を自然と身に付いています。
ただし、それは練習しないと表に出てきません。
いま、書くことが苦手だと思っているお子さんは、書く力を潜在的には持っているけれど、まだ表には出せていない状態です。書く力を顕在化させるためには、適切な指導を受け、練習をし、添削を受け、それを次の練習に生かしていく必要があります。そうすることで少しずつ書く力は伸びていきます。
私は20年の作文・小論文添削の経験がありますが、受験の年に見違えるほど上手になっていく子供たちを数多く見てきました。数カ月の助走があれば、最後のラストスパートもかけられます。まずは受験を見据えた助走でウォームアップを始めましょう。
教室ではただいま、体験学習を受け付けています。
受験コース詳細、合格実績はこちらから。
ぽちっとお願いします。
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Kくんは昨年の春ごろから受験を見据えた文章力アップのために、オンラインで勉強をしてきました。教室の授業に参加する前は、ひとまとまりの長い文章を書くことがあまりなかったようで、当初は戸惑いも見られましたが、徐々にコツを掴んで、途中からめきめきと実力を付けていきました。
文章を書く力を付けるためには、何といっても練習が必要です。また、練習したものを他人が読んで評価をすることが大事です。数回、受講してコツを掴めば何とかなる、という類のものではありません。人にもよりますが、やはり数カ月かけて練習する必要があります。そして、適切に練習すれば必ず成果があります。そういうことを改めて実感しました。
先日の作文教室の際、本人から直接、合格を伝えてもらいました。とてもうれしそうなK君でした。たまたま、その日の作文課題が「緊張したこと」だったので、受験で緊張したことを書くかと尋ねると、
「まったく緊張しなかったのでそれは無理」
とのことでした。すごいですね。この平常心。そこで、さらに、食い下がって(なぜか(笑))、良い緊張感が集中力を高め、いい結果を出すこともあると言ってみましたが、ちょっと考えて、
「そういうのもなかった」
とのことでした。K君はまったくのフラットな状態で試験に臨み、合格を勝ち取ることができたようです。合格もすごいですが、その動じない性格が得難い資質だなあと思いました。すばらしいです。うらやましいです。ちなみに倍率は約10倍だったそうです。超難関ですね。
ちょっと話が長くなりますが、受験の直前に、『ソフィーの世界』という子供向けの哲学書で感想文を書いてもらったことがありました。その時のKくんの発想が印象的だったので紹介します。
元になった文章は、人間がこの世界の成り立ちの不思議さに気づくのは実はとても難しい、という内容でした。また、私たちの身の回りに不思議のかけらはたくさんあるけれど、大人になるともうそういうものに慣れっこになってしまって、なかなか不思議だと思えない。でも、子供のうちは、感性が豊かなので、まだ救いようがある。たとえば、空に浮かぶ雲を見上げて、不思議だと思うような。
この話を読んで、Kくんが連想したのはひらがなの音とかたちでした。ちょうど、ひらがなを習い始めたときだそうですから、小学校に上がる前か後だと思います。今から6,7年前です。K君はその頃に、どうして、その音に、そのかたちのひらがなが当てられるのかをとても不思議に思ったとそうです。【a】という音に「あ」という文字が当てられることを不思議に思ったというわけです。
これはとてもいい実例です。確かに【a】の音に「あ」が当てられる必然性はありません。「あ」の元のかたちは「安」という漢字ですが、これはたまたま漢字の「安」を読むときの音が【a】の音に近かったために採用されたというだけで、実際は「亜」でも「暗」でも良かったはずです。だから、「あ」とはぜんぜん違うかたちで、【a】の音を表すひらがなができていたとしても、不思議ではありません。Kくんの感性は世界の不思議をちゃんと捉えていました。でも、「あ」に慣れすぎた大人にはこの発想はなかなかできないと思います。
Kくんがそのときに不思議だと思った6,7年前の感触を、『ソフィーの世界』の内容を読んだあとにぱっと連想できたことは、文章を書く大事なコツをひとつ掴んだことになります。この連想は文章を書く時の大事な種になります。ぜひ、この感覚をこれからも忘れずにいい作文を書いていってほしいと思います。
Kくん、おめでとう!
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来るなり、乱太郎くんの熱いリクエストの嵐が起こりました。
「ゲームやりたい! ゲーム! ゲーム! ゲーム!」
1回聞けば分かるわい、と思いつつ、Scratchでどんなゲームが作れるのかを知るのも大事だと思い、今日の課題をやる前に、ちょっとだけゲームをやってもらうことに。
瞬時に(まさに一瞬です)
「これやりたい! これやりたい! これやりたい!」(1回だけじゃダメなことを知っている模様)
を連発。しかし、思い切り躊躇してしまいました。なぜなら、キーで操作をするからです。乱太郎くんが熱中してキーの連打をするのが目に見えています。たぶん、こうなります。
「ぐえ〜! ジャンプ足りないよ〜。こう、か? いや、もう1回、こう、かな? これで、どうだー!」
バシーン(sキーが強打された音)
これはいけません。キーボードが壊れます。だから、
「ダメ! それをやるとパソコンが壊れるから」
と言ったのですが、乱太郎くんはもちろん諦めません。
「1秒に1回だけ、そっ〜と、こやって、こやって押すから(>ㅅ<)」
と丁寧にキーを押す実演をしてみせるではありませんか。
「……じゃあ」
仕方がない、乱太郎くんを信じて、ちょっとだけやらせてあげましょう、ということになりました。めぐみ君も大喜び。
私は隣の部屋へ別の学年の子がappleのPlayground
動きがすごくリアルです。こんなのどうやって作るのかと思ってコードを見たら、三角比のサインの文字が見えました。難しそうだわあ、小2が改造するのはちょっと難しいだろうなあと思いました。乱太郎くんもちらりとコードを見て、
「うへっ」
とすぐに閉じていました。再び、マックの紙コップをクリックし始
「絵はすごいけど、何が面白いのかわからん」
つい口に出してしまったところ、乱太郎くん、一心にクリックを続けつつ、
「クリックするごとにアクションがあるのがいいんです! もう、クリック中毒、ってかんじです。この小さいコップの落ち方もいいのです」
「へー」
いまいち共感できないながらも、即座に説明してくれる乱太郎くん
再び、2年生の部屋に戻ってくると、今度は別のマウスクリックゲ
ぱっと見、どうやって遊ぶのか全然わからないのですが、乱太郎くんも、めぐみ君も熱狂しています。その様子を見ながら、思わず感心してしまいました。あっという間に別のゲームを探して、すぐに熱中してしまう小2生。ものの5分です。
「どうやって遊ぶの?」
と尋ねると、今度はめぐみ君がクリックの手は緩めずテキパキと答えてくれました。
「ある程度、敵をやっつけたら、刀とサッカーボールと靴が出てき
クリック、クリック、クリック。
「あ、先生もやってみますか?」
なんと気遣いのあるめぐみ君。
「はい、やってみたいです」
というわけで、めぐみ君が席を代わってくれました。ちょっと遊び始めたら、すぐに、予言通りに、刀とサッカーボールと靴の3択の画面になりました。
「どれでも好きなやつを選んでいいですよ」
頼もしすぎます。さらに、ゲームが再開されると、
「先生、このキラキラした緑のは、経験値みたいやなつです。取ってください!」
との指示も。確かに、敵をやっつけたあとにマイクラの経験値みたいなのが地面にこぼれています。
それにしても、この子たち、生まれながらのギガ生たち、まさにおそるべしです。そんな子たちに私がゲームの作り方を教えているなんて、と思わず苦笑してしまいました。
このあとは、予定どおりscratchの基礎をやった小さなギガ
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授業は1月4日(水)から開始します。
月曜の生徒さんだけ1週うしろにずれて開始しますので、
1/9(月)が第1週目になります。
そのほかの生徒さんは通常の月と同じです。
作文はいつでも受け付けています。ご送付ください。
皆さま、良いお年をお迎えください。
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私は大人になってからプログラミングを勉強したので最初はいろいろ分からないことがあって、何度も挫折しかけました。というか、分からないと思って放り出し、数ヶ月間、勉強しなかったりしたので、実質、何度も挫折したと言った方がよさそうです。
特に掴みにくかったのは変数の概念です。「b=1」と書いて、1をbに代入することになります。これは数学で答えがb=1になるというのとは意味が違います。また、bには1のような数字だけではなく、文字が入ったり、数字や文字が複数いっぺんに入ったり、関数が入ったり、また、時にはクラスのインスタンスになってメソッドを実行できたりもします。もう、訳がわかりません。なんでやねん、とツッコミたくなります。
だから、子どもたちに教え始めた時、変数のうまい説明の方法を用意しておいた方がいいと思いました。私がいちばんいい説明だと思ったのは『みんなのpython』(ソフトバンククリエイティブ)の冒頭の説明です。
変数は料理の時に材料を取っておくボウルと同じだと書いてありました。後で使うために取っておく入れ物だというのです。この説明は、数字や文字だけでなく、関数の値を代入したり、インスタンスを作ったりするのにもぴったりだと思いました。
ところが、実際に教え始めてみると、変数が分からないと訊ねてくる子は一人もいませんでした。
とにかくみんなゲームを作りたがります。ゲームでは点数を記録したくなります。それなら、最初は0にしておくんだよ、と教えます。宇宙人がゴミを拾ったら1点上がるよ(どんなゲームや)、それをずっと繰り返すよ、と言えばそれですみます。変数という言葉は使わなくていいのです。
ゲームの中に、カウントダウンも使いたくなります。最初は10にしておくよ、と言います。1秒経ったらマイナス1するよ、それを0になるまで繰り返すよ、といえば子供たちはその仕組みをそのまま理解します。理解するというより、そういうものなんだと納得してしまうというかんじです。そして、そのまま、その仕組みを別のプログラムの中で使うようになります。
だから、私は小学生のうちにプログラミングを始めるのは本当にいいことだと思います。小学生の間だけでもやっておくといいです。子どもたちは、直感的にプログラミングの基礎を理解します。それは、海外で幼少期を過ごす子供たちが、現地の言葉をネイティブのように使いこなすのと似ています。一度、身に付いた理解は消えません。私も小さい頃にプログラミングをやっておきたかったです。
ちなみに、大人になってからプログラミングを学習する場合、「たとえ」はそれなりに役に立つと思います。それは、自転車の補助輪のようなもので、理解が進むと、かえって邪魔だなあ、と思う類のものですが、それでも、大人の遠回りの学習には役立ちます。
自転車は補助輪付きで乗る方がずっと難しいのです。プログラミングもたとえを挟むほうがより複雑です。でも、最初はやっぱりあった方がいいです(たとえの必要性をたとえを使って説明すると余計に分かりにくいかもしれませんが)
ちなみに、私が好きなたとえは、「pythonはたい焼きだ❗️」と「Javaと JavaScriptはメロンとメロンパンほど違う」です。なるほど❗️と思ったもんですなあ。
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・土曜午前は満員につき、募集を締め切らせていただきました。
・土曜午後(13:30-17:00)には空きがあります。作文やプログラミングをやってみたい方は、体験学習(土14:00-15:00)をお受けになってください。
・体験学習の場所は浅岡自宅(飛騨市神岡町東雲1163-65)です。費用は1回500円。お申し込みはkayo.asaoka@gmail.comもしくは080-4118-7434へ。体験学習は2回、受けられます。
・月、水、金の夕方(16:30-18:30)にも空きがありますが、まずは土曜の体験学習14:00-15:00をお受けになってください。
・ご入会金 5000円、1カ月 5000円
・もともと作文教室ですので、プログラミングの生徒さんにも毎日の音読長文をお渡ししています。教室ではまず音読長文のテストを受けてから、プログラミングに取り組むことになります。
今のところ、プログラミングの生徒さん全員が音読を希望されているので、全員、自宅で音読をし、全員、教室でテストを受けています。
国語力はあらゆる学力の基礎です。プログラミングの力を付けていくにも国語力は必須です。教室ではプログラミング力、国語力、どちらもバランスよく身に付けていくことを目標にしています。
・また、コロナがはやりそうです。雪の季節にも入ります。通学の生徒さんは無理のない範囲で通学していただき、通学が難しいときはオンライン(Zoom)に切り替えて授業を受けていただきます。
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(スクラッチのことばかり書いてますが、、
ある日、小5のSくんから、
「スクラッチで奥へ奥へ進んでいくゲームを作りたいです。
と尋ねられました。奥へ奥へ進む、というとは、
はて、どうするのでしょうか。見たことありません。
そこで、なんとか自分で作ってみることにしました。
前に進んでいるように見えればいいので、まずキャラクター(なぜかトナカイ)が、向こう向きの状態で、歩いているように動きを付けました。といっても、小刻みに上下するだけです。
それから、背景はどこかの銀河の絵を使い、これを少しずつ拡大したものを5枚用意して、順番に表示するようにしました。5枚目のあとは1枚目に戻るので違和感があるかと思いましたが、そうでもありませんでした。
最後に銀河の中心から星が飛び出してきて、近づくにつれだんだん大きくなり、画面端に消えていくという仕掛けも作りました。星は出てくるタイミングとスピードに差をつけ、単調なパターンにならないようにしました。
どれも簡単な仕組みです。かなり雑な見た目ですが、、
S君にこの土台を使って、ゲームを作ってみてねと言うと、ありがたいことに俄然、いろいろと想像画力が湧いてきたようで、
S君がつくったゲームはこんなかんじです。
まず、キャラクターは翼竜に変えました。ちゃんと後ろ向きのビジュアルになるよう工夫し、マウスに合わせて動くように作ってあります。
飛んでくる星はこれを障害物にして、
私が子供のころにやっていた任天堂のゲームウォッチよりもすでにハイレベルです。釣りをするゲームとオリから出ようとするライオンを止めるゲームがあったなあ。懐かしい。
小4のT君も私が作った土台から自分のゲームを作りました。
まず、スタートボタンを押すと、
ランダムに動く赤い棒に当たるとマイナス1点。
宇宙空間を赤い棒が浮遊するのが不気味でおもしろいなと思いました。きっと、映画「2001年宇宙の旅」に出てきたモノリスの亜種です。モノリス亜種はけっこう長いので、よけるのが難しい。
トナカイはコウモリに変えて、
2人とも1時間あまりでほとんど作り上げました。
教室ではアプリPlaygroundでアルゴリズムも勉強します。これがしっかりできればスクラッチのデバッグも自分でできるようになると思います。
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Sくんが「こんなのを作りたい!」と考えたゲームをスクラッチで作りました。
次々と降ってくる隕石をUFOがよけるゲームです。隕石に10回当たるとゲームオーバーになります。UFOの機体はこっぱみじんになります。そして、なぜか、タコが躍り出てくるというおまけ付きです。
【ゲームの概要】
工夫してあるところは、隕石の炎が揺らめいて見えるように3枚の絵でアニメにしてある点と、UFOが10回、隕石に当たってゲームオーバーになったとき、UFOがこっぱみじんに見えるように(かわいそうなUFO(/_;))、4枚の絵でアニメにしてある点です。これだけでかなり臨場感が出ます。
そして、何といっても、こっぱみじんになった瞬間にタコが踊り出てくる点です。よく分からない演出だなと思っていましたが、今思うと、これはもしかしたら、UFOから逃げ出してきた宇宙人なのかもしれません。UFOはこっぱみじんになっても、宇宙人は元気に生きているというのは希望のあるエンディングです。もし、そうだとしたら、ここがリアルに見えるように工夫するのが今後の課題です。
完璧なゲームなり、仕組みなりを作るには相当の時間がかかります。だいたいの場合、一カ所を工夫して作っている間に別のどこかがおかしくなり、そこを直している間に、どんどん、とっちらかってしまい、最後にはぐちゃぐちゃになってしまうものです。それも、原形をとどめないほどに。
ですから、このくらいで止めておいて、未完の部分はまたいつかできるときにやるということで、次の課題に進むほうが良いようです。作品のファイルはちゃんと保存しておき、さらに技術が身に付いたときに、改めて完成させればよいのです。その方がやる気を保ったまま、時間を有効に使って次々と新しいことを学ぶことができると思います。
【実際のゲーム】
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中2のHくんがスクラッチで作った「いつ、だれが、どこで、何をした」ゲームです。
スクラッチの「リスト」機能を使い、「いつ」、「だれが」、「どこで」、「なにをした」リストがそれぞれ5個ずつ単語を保管します。
スタートボタンを押すとそれぞれのリストからランダムに1つの単語を選び、順につないで文を作ります。
こちらのコードは「いつ」のスプライトです。他のスプライトは「いつ」をコピーして、表示待ち時間や変数名、リスト名だけ変えて作りました。青字の丸1から丸6の順で考えると分かりやすいと思います。
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先月末におこなったプログラミング体験学習に来てくれた小6のKくんが考えたゲームです。Kくんのメモを元に作りました。
左端のランダムな位置からボールとお菓子が出てきます。ボールをよけながらお菓子をキャッチします。
ボール5個に当たるとアウト。アウトになる前にお菓子10個をゲットしなくてはなりません。
この、ボール5個とお菓子10個のバランスが絶妙でしっかりおもしろいゲームになっていました。
Kくんにも作ってもらい、さらに改良版も工夫して作っていました。
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今回は子供たちとスクラッチをやっていて気づいたことをメモとしてここに残しておきます。
スクラッチでプログラミングをやったことがない方にはチンプンカンプンかもしれませんが、やってみたけどよくわからんかった、という方にはピンとくるところがあるかもしれません。今回の体験学習ではこの部分に注意した課題で体験してもらう予定です。
まず、重要なことは
慣れない間は、スプライトの数は1個か2個で
(メッセージ機能を使うのは1回だけに)
ということです。順に説明します。
スプライトというのはスクラッチで使うキャラクターのことです。それぞれにプログラムを作って、別々に動かすことができます。たとえば、ネコ(スプライト)が動くと、ネズミ(別のスプライト)が逃げるというようなプログラムを作ることができます。
たくさんのスプライトが使えると物語性が生まれやすく、面白いのですが、それぞれのプログラムがちょっとでも長くなるとあっという間に制御しにくくなります。
それで、ちょっとたとえ話で説明したいのですが、たとえば、スクラッチ全体をオーケストラだとすると、スプライトはバイオリンやフルートなどの楽器に相当します。オーケストラではそれぞれの楽器が別々の楽譜を演奏し、スクラッチではそれぞれのスプライトが別々のプログラムを持っているというかんじです。
さて、オーケストラの場合は指揮者がいます。全体を見渡して、それぞれの音が機能しあっているかどうかを見ています。ところが、スクラッチには指揮者のように全体を見渡す仕組みがありません。代わりにメッセージ機能を使って、他のスプライトにプログラムを走らせるタイミングを連絡しています。だから、何か不具合が起こったときにはスプライト同士でおそらく次のような会話が行われていると想定されます。
「おい、お前ちゃんとメッセージ送らんかい」
「送ったで!」
「送るタイミング間違えとるわ」
「受けとらんお前が悪い」
想像ですが。
こういう場合、どうやって問題のありかを特定するかというと、いちいちスプライトを選択した上でプログラムを開かなければなりません。1回でスプライト1個分のプログラムしか見られない仕組みになっているからです。
これはたとえばバイオリニスト、フルーティストを一人ひとり呼び出して事情をきくというようなことです。事情を理解して覚えた上で、次の奏者を呼び出さなければなりません。30人いれば30人それぞれに連絡経路が作られているのでたどるのはたいへんです。
そして、このどちらかと言えば本質的ではない部分に多くの労力が割かれてしまい、実行される順番を確認している間に消耗するということが起こってしまいます。
ですから、プログラムは一画面で表示できるように、スプライトはなるべく1つになる課題がふさわしいと思います。プログラムが一望できると、プログラム全体が動く仕組みが分かりやすく、面白みも増します。実行順が分かりやすくなるように、メッセージ機能は1回までというような縛りも有効だと思います。
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夏休み中の7月30日(土)に神岡町公民館にてプログラミングの体験学習会を行います。 プログラミング学習はICT教育の根幹をなす学習ですが、まだまだ認知度が低いので、どんなものかを知っていただくためにも、ぜひ、たくさんの方にきていただきたいと思っています。
今回は小学校5,6年生を対象にしています。すでに一度、体験を受けられた方も大歓迎です。
教室の方では、小学生はスクラッチ、マイクロビット、プレイグラウンドを教科書を使いながら学び、ときどき、ダジャレや名言などをテーマにオリジナルプログラムを作ってもらっています。楽しくやっていくというのがモットーです。
中学生は今回は対象ではありませんが、教室では小学生の課題プラス、学校でやる教科をプログラムで表す練習をしていきます。数学の方程式や図やグラフをプログラムで表すような練習です。理科や英語、国語、美術などを題材にプログラムを作ることもできますので、これからいろいろ工夫していこうと思っています。中学生は学校の勉強の理解が進むようにやっていくのがモットーです。公民館などで体験学習を行う際はまたこちらのブログで告知いたします。
また、教室(浅岡自宅)の方へ来ていただければ、小中どちらも1回500円で教室開催時間に体験が受けられますので、そちらも合わせてご検討ください。
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2020年、小学校でプログラミング教育が必修化し、全国の小学校でプログラミングを中心としたICT教育が始まっています。新しい科目に戸惑いを感じられる方も多いと思いますが、これからの社会ではプログラミングの知識や技能は必ず必要になってきます。
私がそれを強く実感したのは長女と次女の大学教育からです。
長女は2018年に大学に入学しました。文系でしたが、データサイエンスに使う「R」というソフトの授業が必修科目でした。必修ですから落とすと進級できません。だから、一生懸命勉強したそうです。
「R」を理解するためには、プログラミングの知識が必要だったため、他学部のプログラミングの授業も取ったそうです。その時、勉強したのはPythonです。長女は今年、大学を卒業して就職しましたが、就活の際にはどの会社でもプログラミングの技術が高く評価され、その重要性を再認識させられたと言っていました。
次女は2020年、理系の学部に入学しました。2年生でPythonの授業が必修になっていました。必修ではありますが、内容は決して基礎的なものではありません。いきなり本格的なプログラムを書かされるのです。私も課題を見ましたが、初めてプログラミングをやる学生もいるだろうに、これが必修科目なのかと驚きました。
私が大学生の時もプログラミングは必修でしたが、内容は簡単でした。先生が「アルゴリズムとは」などと用語の解説から始めてくれましたし、実習もフォートランでレシートを作っただけでした。プログラミング教育はこれまで義務教育の中で行われなかったために、外からは見えにくかっただけで、大学では徐々に内容を難しくしながら、進化して来ていたのだと思います。
ところで、プログラミング言語はたくさんありますが、基礎はどれも同じです。繰り返し処理や条件分岐と呼ばれる考え方です。日常生活では使わない考え方ですので、最初は敷居が高いと思うかもしれませんが、この敷居は年齢が上がるにつれてどんどん高くなっていきますから、まだ苦手意識のない小学生の間に慣れ親しんでおくのは大事なことです。別にそんなに難しいことではないという実感が持てると思います。
いったん理解してしまえば、それを忘れることはありません。よく「理解の後戻りはできない」と言います。何事もいったん理解してしまえば、その前の状態に戻ることは、たとえやろうと思ってもできないという意味です。
プログラミング学習も同じです。一度、身に付いた論理的思考が消えてなくなることはありません。小学生の間にプログラミングの基礎を学んでおくのは大事なことです。必修化には大きな意義があるのです。
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↑ドリルロケットくんの絵。野々下水辺公園の水遊び場。
先月の生徒の皆さんの清書作文をご紹介します。いつもは1人か数人を選び、活字に起こしてからこちらに掲載していますが、今回は「掲載していい」と言ってくれた生徒さん全員分を、本人の手書きそのままで掲載しています。
この清書作文は5月に子供たちそれぞれが書いた3本の作文の中から、1本を選び、書き直してさらに良くしたものです。毎週、子供たちは違った課題で作文を書き、それを月末に清書しています。週に1本作文を書くというのは実はたいへんなことです。それを毎週、人によっては何年も続けているのは、本当にえらいと思います。
ところで、岐阜弁で他人に向かって「えらい」というと「たいへんだね、辛いね、苦しいね」という同情や励ましの意味が強くなるようです。「走ったで、えらい」と誰かが言えば、それは、あなたは走ったから苦しいね、という意味になるのです。
それなのに、私は千葉から岐阜に引っ越してきたばかりのちょうど2年前、近所で教室のちらしをポスティングしているときに、見知らぬおばあさんから「えらいね」と声をかけられ、てっきり、偉いと褒められたのだと勘違いしました。そのおばあさんは「たいへんだね」とねぎらってくれただけなのですが。しかし、そもそも、他人の家の敷地に無断で入ってポスティングするという行為は、いつ苦情を言われても不思議ではないと思っていたところだったので、怒られるどころか、褒められた!(と思った)のは本当に嬉しかったです。我ながらおめでたいやつです。
そういえば、先日、健康診断で胃カメラ検査を受けましたが、その時も、医師と看護師の方がずっと「えらい、えらい」、辛いね、しんどいねと励ましてくれました。違うと分かっていても何となく、偉いと褒められているような気分は止められず、いつもよりはいく分、楽に検査を終えることができました。だから、結果的には良かったのですが、……いやはや、一度、染みついた言葉の意味というのはなかなか変更できないものですね。いや、違いますか、やっぱり、私がおめでたいだけですか。
というわけで、「えらい」という表現は場所によっては違ったニュアンスになりますが、ここでは、本当に立派な、という意味で、大いに偉大だと褒めたたえる気持ちを込めて、子供たちの作文を紹介させていただきます。ぜひ、お読みになってください。
小3の課題 「GW水遊び」ドリルロケット
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小4の課題 「出会いとわかれ」カービィ
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小4の課題 「ボウリング」シナモン
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小4の課題 「走ったこと」ゆうと
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小6の課題「日本語」翡翠
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小6の課題 (日本語の難しさ)ヘイウオク
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小6の課題「コミュニケーションの難しさ」柳絮
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中2の課題(厳しい先生、友達のような先生)もち太郎
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中2の課題(厳しい父、友達のような父)バッシュ ダ スタンピード
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中2の課題(便利で快適な生活、機械化されないシンプルな生活)カキ
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小学校4年生のTくんがスクラッチの2周目に取り組んでいます。
Tくんはスクラッチ2周目に入る前に、マイクロビット、プレイグ
ここまでくればしめたものです。新しく自分のプログラムを作ると
何の知識もないときに、何を作ってもいいよと言われても、何を作
現にTくんは、これまでにかけたよりずっと長い時間をかけて、2
では、この先はどうなっていくのでしょうか。考えることができる
そして、新しい知識が増えると、今度はさらに高度なプログラムを
知識を得ることと、考えを巡らせることは学習を進めるうえでの両
4月5週目はいつもどおりお休みです。振替授業もありません。
なお、5週目とは毎月29日以降のことです。5月はたまたま29日が日曜日で、もともとお休みの日ですが。
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日本の昔話には人間にとって普遍的かつ根源的なテーマが扱われている。また、現代に続く文学の元になったものが昔話であり、人間が物語を必要とするしかけを読み解くことができる。
けんちゃんは昔話の中でも、幼少期にとくに心に残った「浦島太郎」を取り上げて考えました。「浦島太郎」は不思議なお話です。あらすじはけんちゃんが作文の中で紹介していますので割愛しますが、たとえば、少年の勇気ある行動が村を救った「桃太郎」や、おじいさんの優しさが幸運をもたらした「かさじぞう」のような明るいハッピーエンドの話とは明らかに一線を画する話です。けんちゃんはおさなごころに浦島太郎の決断についていつも思うところがあったようです。では、けんちゃん、お願いします。
「ハーイ」
浦島太郎 小6 けんちゃん
昔話は昔の人たちが代々世々伝承してきた物語だ。昔話からは道徳心を得ることができる。歴史があり、数多くの知恵がある昔話から得られる道徳心はこれからの社会で生きていくために重要なものだ。
「人に優しくしなさい」などと口で言われるより、一つのストーリーとして見聞きする方が学びは大きくなる。たとえば、日本昔ばなしには、暮らしが貧しい登場人物が多いが、優しい心を持った人が多い。これにはどんな状況でも思いやりを忘れずにいようというメッセージが込められていると言える。
昔話をたくさん読むうちに育つのはやはり心だ。因果応報、反面教師、勧善懲悪などの様々な教訓がある昔話を通して道徳心を育てていくことができる。
僕が今まででいちばん心に残っている昔話は浦島太郎だ。浦島太郎のお話のあらすじはこうだ。浦島太郎は砂浜でいじめられていた亀を助け、竜宮城に行った。しかし、再び帰ってきた村は何百年もたった世界で、悲しくなった浦島太郎は竜宮城でもらった玉手箱をあけ、おじいさんになってしまった。
せっかく亀を助けたのに、最終的にハッピーエンドとは言えない話だが、この昔話を読んで思ったことがある。何かを助けたり、正しく生きていれば必ず報いがある、しかし、約束を破ってしまうと不幸が訪れる。
また、常に自分の大事だと思う方を選択することも大切だ。これはこの絵本を読む際に毎回、思った。浦島太郎は竜宮城へ行くより、家族の元へ帰るべきだったと思う。浦島太郎は漁師だったので海の怖さは知っていたと思うけど、竜宮城を選んでしまった。もし、自分に何かあれば家族は悲しい思いをすると思う。だから、僕は大切でより適切な方を選択していきたい。
人間にとって昔話とは自分の心を綺麗にしてくれる大切なものだ。三つ子の魂百までもということわざがある。小さい頃に読んだ昔話を通した道徳心や価値観、人生観は大人になっても影響すると思う。
=======================================
けんちゃん、ありがとう。そもそも浦島太郎は竜宮城へなど行くべきではなかった、という考え方がなんとも新鮮でした。つまり、浦島太郎というお話は太郎が間違った選択をし、その結果、不幸になったというお話だったというわけですね。
この感想文を読んで、私は2014年のジブリ映画『かぐや姫のものがたり』を思い出しました。この映画は誰もが知る日本の昔話の「かぐや姫」を下敷きにしていますが、明らかに新解釈が加わっています。「かぐや姫がおかした罪と罰」というのがその副題。副題がこの物語の象徴を象徴しています。
そして、これはけんちゃんの、そもそも浦島太郎は竜宮城に行くべきではなかった、そのために太郎は不幸になったという読みそのものです。「浦島太郎ー太郎がおかした罪と罰」という題がぴったりではありませんか。
なんだか救いのない浦島太郎ですが……、そういえば『かぐや姫のものがたり』も見終わったときの虚無感は半端ではありませんでした。ハッピーエンドの話だけが名作ではありません。巨大な虚無を描き切ったこの作品も名作です。けんちゃんの浦島太郎も映画化すれば名作になるにちがいありません。
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「今日、合格発表でした」
昨夜、高校3年生のTくんからLine電話をもらいました。
去年の夏、
推薦の小論にはその実験を書きたいとのことでした。
ところが、一次の小論は通ったものの、
Sくんがすごいのは、ここから一念発起して、
ところが、一般入試の結果、「海洋学部水産学科」「
1度目はダメだったけど、もう一度、
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さらに、現代では道路などの公共の場から切り離された各家庭占有の閉ざされた空間となっています。一方、早くから近代化した西洋では、貴族の庭園を開放して一般市民が共有できる広場になりました。
この文章を踏まえ、庭を現代生活にふさわしい機能的な共同の広場として考えていくことが大切だという意見で書きました。
では、ボーロさん、お願いします。
「ハーイ」
庭のあり方 高3 ボーロ
公園は見るためだけのものではなく、
そのためには何のために公園があるかという目的を考えることだ。
また、
数週間前、
確かに見るだけの庭園の良さもある。しかし、
===========
ボーロさん、ありがとう。
そういえば、うちの庭も半公共の場です。近所の家の屋根の雪が落ちてくるからです。そして、うちの屋根の雪もご近所の敷地へ落ちてゆくからです。原始的なのか、時代を先取りなのかどっちでしょうか(笑)
今年は去年より雪がたくさん降りました。もうすぐ3月だというのにどの庭にも雪が1m以上積もっています。そんな中から頭だけ出しているうちの庭のハナミズキには、それでもしっかりといくつもの花芽がついています。植物ってすごいですね。氷漬けの地面から花芽を作るなんて。早く雪がとけて、ハナミズキの花がきれいに咲いてほしいなと思います。
]]>試合が行われたのは一昨年の秋と1年以上も前のことですが、試合の展開やその時の心情などよく思い出して書くことができました。過去の体験を詳しく思い出し、正確に書くというのは意外と難しいことです。また、憧れの選手、久保建英選手の話へ続けて、内容をうまく膨らますことができています。
では、英治郎くんお願いします。
「ハーイ」
緊張したあの試合 小6 英治郎
僕にはすごく緊張してしまった思い出の試合がある。それはヒットネット TV 杯というサッカーの大会だった。メンバーが足りず、萩原というチームと合同で出た試合だ。そこで僕たちは決勝戦まで勝ち上がった。僕はスタメンでとても緊張した。
試合のホイッスルの「ピー」という音とともにボールは動き始めた。試合が始まってからも緊張がほぐれず、そのまま試合に出た。前半で交代予定だったが、結局、前半が終わるホイッスルの音までずっと緊張していた。途中、ベンチから
「英治郎、リラックスして」
という声を仲間にかけてもらったが、なかなか緊張が取れなかった。みんなは試合に集中していたが自分にはそれができなかった。
試合ではキーパーを任されていた。僕は身長が低いため、高いボールを蹴られ、一度、ゴールされてしまった。その時、ベンチから
「ドンマイ」
という声が僕のところに届き、ようやく少し緊張がほぐれたように思った。相手の点も阻止できるようになった。こうして、前半は相手に一点しか譲らず終えることができた。
緊張といえば思い出す人物がいる。それはサッカー日本代表の久保建英選手だ。久保選手は東京オリンピックで、南アフリカの堅いディフェンスをうまくかわし、冷静にゴールをしてチームを勝利へと導いた。久保選手は見たかんじ、練習の時から平常心を保っている。試合が始まってからもいつでも冷静だなと思う。僕は久保選手を見ていると、同じサッカープレイヤーとして尊敬していきたい存在であるし、自分もこんなサッカー選手になりたいと思う。
僕はもうすぐ中学生だ。中学生になると部活が始まる。石の上にも三年というからこれから3年、頑張れば必ずいいことが起こると思う。どんなスポーツでも、緊張はするものだろう。でも、あの緊張に打ち勝てるようになりたい。
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パチパチパチー👏
出だしの「緊張した思い出の試合が……」がいいですね。緊張したけど大事な思い出ということでしょう。仲間の声掛けで緊張がほぐれ、本来の力が出たという貴重な経験ですから、もちろん、大切な思い出です。とてもいい作文でした。
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作文は直して上手になるものではなく、膨らませて上手になるもの
https://www.mori7.com/index.php?e=4421
教室では作文もしくは感想文を週1本の割合で書いています。これは実は大変な作業です。何がたいへんかというと、この記事にもあるように、書く内容を膨らませることです。具体的には自分の体験をよく思い出したり、体験以外に書けそうな材料を集めてきたりといった作業です。
この作業は子どもだけではなかなか難しいので、おうちの方にサポートしていただいています。作文のテーマに合う体験を「ほら、あんなことあったじゃない」と促したり、親が自分の似た体験を話してあげたり、テレビや本で見聞きした関連する情報を伝えてあげたりするサポートです。もちろん、私も子供たちと話をする中でいろいろ提案しますが、やはり、これをいちばん身近なところからサポートしてあげられるのはおうちの方なのです。
ふだん、お家の方にはたくさんのサポートをいただいていますが、いまいちど、作文で大事なことが、作文を膨らませることであること、それには周囲のちょっとしたアドバイスが非常に意味を持つことを知っていただきたいと思います。
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小5のてっちゃんが、ソクラテスの伝記の一部を読んで感想文を書きました。ソクラテスは古代ギリシャの哲学者です。ソクラテスは多くの知恵の言葉を残していますが、中でも「無知の知」はたいへん有名です。その「無知の知」をテーマに感想文を書きました。
では、てっちゃん、お願いします。
「ハーイ」
知識の大切さ 小5 てっちゃん
ソクラテスはおそらく哲学の歴史を通じて最も謎めいた人物だろう。ソクラテスはたったの1行も書かなかった。ソクラテスはチビでデブで、目つきが陰険で鼻は空を向いていた。 けれども、心は「金無垢の素晴らしさ」だったという。ソクラテスは自分は知識のある人間や賢い人間ではないと考えていた。ソクラテスは自分は人生や世界について知らないとはっきり自覚していた。 ソクラテスは最も賢い人は自分が知らないことを知っている人だと言った。 ソクラテスは自分は知らないということを知っていただけだ。そして、そのことを思い詰めていた。それで、ソクラテスはあきらめない、知恵を手に入れようと飽くことなく努める人、すなわち哲学者になったのだと筆者は言っている 。
僕にも似た話がある。1つ目はお母さんとおばあちゃんが話していたときの話だ。おばあちゃんが持ってきていた箱に足ぶくろと書いてあったので僕は
「あしぶくろって何?」
と聞いた。そしたら、2人に大笑いされてしまった。お母さんは
「足袋って書いてたびと読むんだよ。確かにたびは足にはく袋だけどね」
と言った。そして、今度は3人で笑ってしまった。恥ずかしかったけど正しい読み方が分かってよかった。1つの事を知らないだけでこんなことになるんだなと思った。
2つ目はお母さんにも知ったかぶりをしたせいで、恥をかいた話などがあるかを聞いてみたときのことだ。漢字の読み方を間違ってしまって、赤っ恥をかいてしまったことは何回もあるとのことだ。例えば高校生の時、教科書をみんなの前で読んでいた時のことだ。体当たりを「からだあたり」と読んでみんなに大笑いされてしまったそうだ。その時、お母さんは正しい知識を身につけることの大切さを痛感したそうだ。と同時に、間違ったことに対して寛容になりたいものだと思ったそうだ。
もうひとつ、お母さんが子供のころの家族旅行の話を教えてくれた。お母さんが小学生のころは、カーナビもなければ携帯電話もなかった。だから、地図を頼るしかなかった。地図を見ても細かい事はわからず、よく運転手のおじいちゃんと助手席のおばあちゃんは口げんかをしていた。おじいちゃんはプライドが高く、運転手にも関わらず人に道が聞けない人だった。そんな時、よくおばあちゃんはおじいちゃんに「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」と言っていたそうだ。
わかったことは知識はとても大切だということだ。一方、知識が少ないことはまだまだ色々なことをたくさん学べるチャンスだということだ。だから、僕は知識はいつでもたくさん使えるように正しく覚えていきたい。
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「パチパチパチー(拍手)」
てっちゃん、ありがとう!
どの実例もとても良かったです。確かに、漢字の読み間違いは身近な「無知の知」の題材としてぴったりですね。恥ずかしかったけど、正しい読み方が分かって良かったという謙虚かつ前向きな態度も素晴らしいと思いました。
漢字の読み間違いと言えば、私が高校生の時に、「逆鱗(げきりん)」を「さかほこ」と読んだ男の子がいたのを思い出しました。国語の授業の時間に先生に指され、最初は「読めません」と答えたのですが、「なんとか読んでみ」と先生に促され、「さ、さかほこ」と苦し紛れに答えたのでした。王のさかほこに触れる、なんじゃそら、とクラスのみんなは大笑い(「王の逆鱗に触れる」という例文だったので)。大相撲力士の逆鉾(さかほこ)全盛期の頃でした。懐かしいなあ。歳が分かっちゃいますね(笑)
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この長文を読んだカービィさんは、同じ仕組みによって起こる発酵という現象に注目しました。発酵食品は私たちの身の回りにたくさんあります。カービィさんは自分で味噌づくりをした体験や、アニメ「もやしもん」の酒造り、書籍『微生物のおかげ』から学んだこと、また、お母さんから聞いた話などを取り入れながら感想文を書きました。
体験からいろいろなことを学んでいく様子がとてもよく分かる感想文です。では、カービィさん、お願いします。
「はあい」
微生物のおかげ 小3 カービィさん
わたしがいちばん驚いたのはパストゥールが初めて微生物を発見したということです。それまではみんなどういう仕組みでできているのか知らないでワインや味噌を作っていたのかなと思いました。
私は家族でお味噌を作ったことがあります。蒸した大豆をビニール袋に入れて足でつぶしたものに、塩とこうじを混ぜるだけでした。半年ぐらい置いているとお味噌ができるのですが、最初は白っぽかったのにだんだん茶色になっていき、味もお味噌の味になりました。いま思うとあれは微生物のおかげだったのかと思いました。
もう一つ思い出したのは「もやしもん」というアニメです。 大学で日本酒を作ろうとしているのですが、失敗して腐ったような匂いになってしまいました。 この時は悪い微生物が働いてしまったのですが、人間にとって良い微生物と悪い微生物があるのだなとわかりました。
『微生物のサバイバル』という本にワインも微生物の働きでできていると書いてありました。 お母さんがワインも発酵が進むと酸っぱくなってワインビネガーというお酢になるのよと教えてくれました。同じ微生物のはずなのにどういう仕組みなのか調べてみたいと思いました。
生物は私たちの見えない世界で大活躍しているのだなと感心しました。微生物が見えたら楽しいだろうなと想像しました。今回、私が紹介した味噌、日本酒、ワインの他にも様々な微生物の働きでできるものがあるので皆さんも調べてみてください。
(音声で入力しています。そのため、もともとひらがなだった部分が漢字に変換されています)
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カービィさん、ありがとう。
微生物は目に見えません。目に見えないものについて書くのは難しかったと思いますが、じょうずに材料を集めて書くことができました。すばらしい感想文です。
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Micro:bitはとても小さなマイコンボードです。小さいけれど優秀で、パソコンで作ったプログラムを書き込むことができ、センサーを作動させたり、Micro:bitにつないだデバイスをコントロールすることができます。
第1回目は「どうぶつビット」を作りました。Micro:bitを顔に見立てたかんたんなロボットです。指で端子を触るとにっこり笑います。
教科書に載っているサンプルはこんなかんじです。ネコのかたちをしています。のどの部分の端子と右端のGND(グランド)を同時に触ると口のかたちが変わってにっこりします。
このサンプルを参考に、TMくんが作ったどうぶつビットがこちらです。なんともかわいい雪だるま。左端にあるのは電池ボックスです。
端子に触れないときは口は一文字ですが……、
端子とGNDを触るとにっこり。
大小の円柱を並べて雪だるまを作るとは考えました! しっかりMicro:bitが固定できるように工夫できていますし、ちゃんと雪だるまにも見えます。
円柱の側面は段ボールのような構造のプラスチック板ですが、うまく曲面になるよう、外側に細かく切り目を入れてあります。雪だるまというモチーフは雪がたくさん降る土地柄にもぴったり。ほんとうにいろいろなアイデアが反映された作品なのです。
そして、TTくんが作ったのがこちら。かわいらしい現代アートです。
電池を背中にしょっているところがすてきです。電池ボックスも造形の一部としてしっかり機能していて、どことなく宇宙飛行士をほうふつとさせます。まさに現代版「太陽の塔」! 岡本太郎が天国でびっくりしている顔が目に浮かびます。
さわるとにっこりしました。
実は2人とも最初にタッチしたときはロボットがにっこりせず、一瞬、がっかりでした。でも、乾燥しているためだと思い、
「指先にハーッて息をかけてから、もう1回やってみて」
と声をかけると、2人ともものすごく意外そうな顔をしていました。それはそうです。ハイテクを勉強していると思っているのに、ものすごくローテクな工夫ですから。
でも、2回目にはちゃんと動いて、ロボットに続いて2人もにっこりしました。
こんなに素敵な作品ができると思ってなかったので、私もとっても嬉しいです。あのサンプルからこういうものを発想して作るなんて2人ともすごい! これからも面白い作品がいっぱいできると思います。楽しみです。
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皆さま、明けましておめでとうございます。
今年のお正月で引っ越してちょうど1年半が経ちました。飛騨市で迎える2回目のお正月です。
2年前のお正月のころは、こちらに引っ越してくるとはまったく思っていませんでした。私はのんきにキャンディクラッシュというゲームにはまっていて暇さえあればiPadをひらいてやっておりました。
キャンディクラッシュはかわいいキャンディが画面いっぱいに並ぶゲームです。キャンディを3つ並べれば消せる、アイテムを使えばもっと消せる、制限内に全部、消せたら一面クリア、そしてまた画面いっぱいにかわいいキャンディが並ぶ、というただそれだけのゲームで、ずっとやっているとほんとうに自分が嫌になってしまうタイプのゲームです。
ゲームの中で、CMを見るとキャンディを一気に消せるスーパーなアイテムがもらえるというのがありました。何度も同じCMを見せられるのは苦痛ですが、スーパーなアイテムのためには仕方がありません。よくCMを見てアイテムをゲットしていました。
そこでよく流れていたのはホームセンター「コメリ」のCMでした。聞いたことのないホームセンターでした。チェーン店のようでしたが、少なくとも当時、住んでいた柏にはありませんでした。なぜ、柏でゲームをやりながら、どこにあるのか分からないホームセンターのCMを見なければならないのか謎でしたが、スーパーなアイテムのためですから仕方がありません。何度も見ました。
CMは何パターンかありましたがその中のひとつに、コメリで販売している大型のニッパやのこぎりを使えば、家庭ごみをこんなにコンパクトにできますよとアピールするものがありました。家族総出で家の不用品を持ち寄り、お父さんとお母さんがせっせと切り刻んで小さくして、家族みんなで大喜びという内容です。
なんで、ゴミを小さくするのか?と不思議に思いました。不要の手間に感じられたからです。柏市なら1m以内の家具はゴミの日にゴミ捨て場に出せば持って行ってくれるし、燃えるものなら柏市指定の1枚20円のゴミ袋に入れれば持って行ってくれるのです。かさ張る不燃ごみは何でもいいので中身が見える透明の袋に入れて出します。ゴミの回収は頻繁で家にゴミを置いておく期間は数日です。小さくする必要はどこにもありませんでした。あえて言えば、ゴミ収集所まで持ち運ぶ手間でしょうか。でも、うちの場合はゴミ取集所は家のごく近く、3軒離れたところにありました。このCM、うちと関係ないなあと思いながら何度もコメリのCMを見ていたのを覚えています。
さて、それから半年後に飛騨市へ引っ越しとなりました。そして、そのCMの意味が分かったのです。こちらでは可燃ごみの袋は1枚80円です。その中に家族5人分のすべてのごみを詰め込まなければなりません。ゴミの回収日もかなり少なめです。
だから、もちろん、ゴミは小さくした方がお得なのです。コメリのCMは飛騨市では非常に意味のある内容だったのです。そのことが引っ越してきてよく分かりました。そして思うのです。あのキャンディクラッシュにうつつを抜かしていたころから、もしかして私たちはこちらに呼ばれていたのかもしれない。飛騨市に引っ越すとは梅雨知らず、引っ越しの下準備をするでもなく、ゲームばかりしていましたが、運命の大きなうねりはすでに私たち一家を飛騨市の方に向けて押し流そうとしていたのではないか、、、(笑)
ゴミの処理にお金がかかるのはよく分かります。1枚80円というゴミ袋の値段もよく検討された上で出された妥当な価格なのだと思います。やはり大量生産、大量消費の現代的な生活スタイルに流されず、選別して物を買い、最後まで大事に使い切るという姿勢はとても大事だと再認識する今日この頃です。
そして、コメリはすばらしいホームセンターです。我が家では先月、3匹の兄弟ネコを譲り受けることになり、猫たちが快適に暮らせるようDIYに励む毎日です。材料はもちろんすべてコメリで購入、また、コメリで購入したゴミを小さくするための大型のニッパやのこぎりたちも大活躍しています。
キャンディクラッシュはこちらに来てから一度もしていません。たぶん、人間として1段階成長できたのだと思います、とか言って。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
3匹のネコともども。
可愛すぎる猫たち😻
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そして、来週からは12月が始まり、いよいよ年末年始が近づいてきます。
ということで、年末・年始の教室のお知らせをさせていただきます。
12月は通常どおりです。1〜4週目まで授業があり、5週目はお休みです。
1月は土曜と月曜の生徒さんのみ、1週遅れで開始します。そのほかの曜日の生徒さんは通常どおりです。1/4(火)から授業開始です。5週目のお休みはありません。
土曜日の生徒さん
1/1(土) お休み
1/8(土) 1週目の課題
1/15(土) 2週目の課題
1/22(土) 3週目の課題
1/29(土) 4週目の課題
月曜日の生徒さん
1/3(月) お休み
1/10(月) 1週目の課題
1/17(月) 2週目の課題
1/24(月) 3週目の課題
1/31(月) 4週目の課題
私が住んでいる神岡町は今日、初雪が降りました。家の中もしんしんと寒く冬が来たなあというかんじです。
皆さま、どうぞ暖かくお過ごしください。
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小6のEくんがスクラッチでプログラムを作りました。スクラッチはいろんなコマンドをブロックに見立てて組み立てていく教育用のプログラミング言語です。
Eくんが作ったのは名言プログラムです。サッカーのイエニスタ選手の名言を表現するプログラムを作りました。Eくんが選んだのは「強い気持ちを持っていれば望みはかなうはずだ」という名言です。
今回はプログラムの紹介を動画で行いました。Eくんの名言プログラムがどんなふうに動くのか、また、中身はどんなコードになっているのかを録画して解説しています。プログラミングってどんなことをするのか?と思われている方の参考にもなると思います。ぜひ、ご覧ください。
ただいま、土曜日の午前9:00〜(90分)3人、午後15:00〜(90分)2人の生徒さんを募集しています。いずれも小学校4年生以上から中学生まで。体験学習(2回)のお申し込みは、kayo.asaoka@gmail.com もしくは Line もしくは 080-4118-7434へご連絡ください。
Line QRコードはこちら
Lineアイコンはこちら
そして「あさおかん」というへんな名前(笑)
よろしくお願いします<(_ _)>
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(*タイトルの生徒募集記事は後半です)
柏の葉作文教室では今年の4月から作文コースにプログラミングコ
プログラミング教室で最初にやるのはスクラッチです。ブロック型のコードを組み合わせてお手本のプログラムを作りながら、どのプログラミング言語にも共通する変数や繰り返し、if文などの概念に親しみます。
それぞれのコードはブロックのかたちをしているため、実際に組み合わせてみることで、
さて、10月に入り、教室でプログラミングを初めて半年が過ぎました。
今回の課題は名言です(
小6のKくんが作ったのはサッカー選手、
「努力は報われる? 違うよ、報われるまで努力するんだよ」
緑の旗を押すとスタートします。
ゴールをブロックする3人の動きは「繰り返し」を使っています。
Tくんは「人間がいる限り戦争はなくならない」で作りました。
Mくんはスクラッチの教科書で包装紙の模様を作ったときのコードを思い出してこれを応用しました。
緑の旗を押すと、戦車の台数を尋ねられますので、数値を入れて、チェックボタンをクリックです。
(絵の部分をクリックしてください。こちらはリンクです。一つの画面にいくつもスクラッチを埋め込むことができないので)
課題もちゃんとクリアできています。戦車の整列に「繰り返し」
2人とも短期間にしっかりスクラッチを使いこなせるようになりました。
教室ではただいま、
(午前)
土曜日 9:00-10:30 1名
土曜日 9:20-10:50 1名
(午後)
土曜日15:00-16:30 1名
土曜日15:10-16:40 1名
土曜日15:20-16:50 1名
対象
小4以上から中学生
内容
全員、スクラッチから始めます。
スクラッチの後はマイクロビット、Swift(
最初の3回くらいはパソコンの操作に慣れるために教室に通ってい
教室で用意するもの
パソコン(1人1台)、各種教科書、
授業料
ご入会金 3000円(今だけ価格です。
授業料 5000円/月
お問い合わせ先
080-4118-7434
0578-84-0095(自宅)
kayo.asaoka@gmail.com
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【お知らせ】無料体験学習(2回)を再開しました。お申し込みはkayo.asaoka@gmail.comへ、(1)お名前(2)学年(3)ご住所(4)メールアドレスをご連絡ください。(9/20追記)
作文コースでは、どの学年にも毎週の課題が4つか5つ設定されています。皆さんにはその中から書きやすいものを1つを選んで書いてもらうのですが、テーマをひとつ決めて書くということがどうしても難しい場合があります。とくに小学校低学年の場合には難しく感じてしまう場合があるようです。
そんなときは「今日のこと」という題で作文を書いてもらいます。朝起きてから自分がしたことを順番に書いていくのです。これは学校の国語の授業で、家から学校までの道順を書かせる指導と似ています。どこで曲がって、どちらの方向に進むのか、それには何分ぐらいかかるのか、目印は何かなどなど、自分がたどる道筋を再現し、相手に正確に伝わるように書く練習です。
一文一文を正確に書くというのは大切なことです。これは作文の練習をしている子なら自然に身について行くことですが、たとえば、文章を書きなれていない人が文章を書くと、文中にねじれが生じたり、助詞が正確でなかったり、文章の意味が一意に定まらなかったりということが起こってきます。
そのような文で構成された文章は、たとえ難しい言葉や巧みな表現が使えていても、文章全体としては理解しにくい内容になってしまいます。書き慣れていない人に足りないものは、1文1文を正確に書くという意識なのです。逆に言えば作文をやっている子は一文一文を正確に書くことを常に考えて文章を書いています。
文章の基本はうまい表現でも独創的な考え方でもありません。一文一文を正確に書くこと、これに尽きます。ですから、あったことを正確な文で順番に書く「今日のこと」は大いに作文の練習になるのです。全体の構成を考えずに一文ずつに集中して書く練習をすることができます。
小2のドリルロケットくんはだいたいの場合、その日に書くことを決めて来てくれますが、たまに「今日のこと」で作文を書きます。出来上がった作文をここでご紹介します。起ったことを正確な文でつづることがよくできています。しかも、楽しい内容の作文です。
では、ドリルロケットくん、お願いします。
「ハーイ」
7月1週目の作文 朝おきてしたこと 小2 ドリルロケット
7月3日、今日、ぼくは7時19分ぐらいにおきました。
9月1週目の作文 今朝のできごと 小2 ドリルロケット
9月4日、ぼくはたぶん8時50分ぐらいに目が覚めました。
そして一階におりてお母さんといっしょにサンドイッチを作りまし
食べ終わったらニンテンドースイッチであそびました。そして、
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パチパチパチー。ドリルロケットくん、ありがとう(^^)/ ドリルロケットくんのお休みの日の朝はすごく楽しそうですね。今度、「今日のこと」ではない作文も紹介しますね。
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キャラクターのペンギンをぐるぐると回転させ、中心の水色部分に触れるとすっと消えるというプログラムです。
長いトンネルをイメージし、渦巻きを描きながら遠ざかり、外へ吸い出されて消えるというストーリー性のあるプログラムになっています。
このプログラムのよくできているところは、ループ(繰り返し)構造を使い、短いシンプルなプログラムですべての動きを表現しているところです。
この動きを表しているのはこちらのプログラムの赤で囲んだ部分です。ペンギンの角度を15度変えた後、少し小さくすることで、渦巻き状の円をえがく仕組みになっているのが分かります。前へ進むということはしていません。ただ角度を変えて小さくしているだけです。
このシンプルなコードが面白い動き方を実現しているのは、実はスプライトの大きさと関係しています。
コスチューム画面を見ると分かりますが、中心から外したところにペンギンを置いています。
こうすることでスプライト自身の大きさが大きくなり、スプライトの中心を軸として回転させることで、あのような動きができたというわけです。
最初、Tくんは前へ進ませるための「×歩歩く」のブロックも使っていましたが、それでは期待通りの動きにならなかったので、試行錯誤を繰り返し、このようなプログラムにたどり着きました。最後まであきらめず考え抜いたTくん、たいへんよくできました(^^)
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受講した講座は「小学校プログラミング教育」と「Scratchプログラミング指導法」です。それぞれの講座はさらに小さな講座に分かれており、その小さな講座ごとにオンラインで受けられるミニテストが用意されていました。ミニテストに合格すれば次の小さな講座が受けられるという仕組みです。これを繰り返してすべての講座を受講すると、最後に最終テストがあります。これに合格すると修了証とデジタルバッジがもらえます。
この最終テストだけはオンラインではなく各地のテストセンターで行われるとのことでした。そこで、いちばん近いテストセンターを探しましたが、それがなんとお隣の富山県でした。遠いなあ、落ちたらもう一度行くのたいへんだなあと思いながら、お盆まっただ中の8月12日(金)、富山駅の近くのテストセンターへ行って受験してきました。無事、合格して、修了証とこちらのデジタルバッジをもらいました。
2つの講座がどのような内容だったか簡単にご紹介します。
講座「小学校プログラミング教育」の方はプログラミング教育がどのような目的を持ち、また、どのような形で教育課程に取り入れられていくのかをまとめたものでした。具体的で分かりやすい内容でしたので、たいへん参考になりました。今年4月から当教室でもプログラミングの授業を始めていますが、目的や方法、重要性は案外まだ十分には知られていないように思います。今後、このブログでプログラミング学習の目的や方法を紹介していきたいと思います。
講座「Scratchプログラミング指導法」の方はプログラミング教育用に開発されたスクラッチのいろいろな使用方法でした。初心者が面白いと思えるプログラムがいろいろ紹介されていましたので、授業の中でも取り入れていきたいと思います。
今回の放送大学の受講は、大学生の娘たちがオンデマンドと呼んでいるオンライン授業の形式にとてもよく似ていました。本来、一斉授業で行われるタイプの授業を録画しておいて、自分の都合がつく時間に見るというかたちです。対話や発表がある授業とは違い、こちら側の緊張感を自分自身で保たなければならないため気力が必要でたいへんでした。
大学や先生が勉強のペースと環境を作ってくれるというのは学生にとっては本当にありがたいことです。いまの大学生の苦労が少し分かった体験でもありました。でも、放送大学の授業自体は、質が高くてとても良かったと思います。また、勉強したいことがあれば受けようと思います。
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]]>【8月のお知らせ】お盆は通常どおり授業があります。8月5週目はお休みです。
これまで、作文提出はe-mailでもLineからでもどちらでも可で、返却はe-mailからのみとさせていただいていましたが、8月からはLineからも返却できるようにしました。今後は、提出も返却もe-mail、Lineどちらからでも可ということになりました。返却方法をe-mailからLineに変更されたい方はお知らせください。これまで通りという方はご連絡いただかなくてもいいです。
]]>
【7月のお知らせ】教室は祝日も営業しています。7月22日(木・祝)海の日、7月23日(金・祝)体育の日はどちらも通常どおり授業があります。7月24日(土)も通常通り授業があります。7月5週目はお休みです。
【8月のお知らせ】お盆は通常どおり授業があります。8月5週目はお休みです。
教室では今年4月からプログラミングコースを開始しています。普段は教科書で紹介されているコードを組みながら勉強していますが、6月の終
どの子も、自分なりによく工夫して作ることができました。繰り返し処理を使ったり、画面を切り替えたり、録音した自分の声を使ったりしながら、自分がイメージした状態に近づくよう工夫ができています。
この過程が実はとても重要です。与えられた課題から、完成品をイメージし、それを実現するために適切なコードを組んで、実際に動くものを自力で作り上げるという過程です。今回できあがったのはどれも短い単純なコードですが、これが1つ出来上がるというのは本人にとっては大きな一歩です。
教科書ではもっと複雑なコードをいろいろ学んでいます。今回のダジャレ表現はその氷山の一角のようなもので、水面下にはその何倍も、何十倍も広い知識と理解が存在します。今後、それを少しずつ自分のものして、自分の作品に落とし込んでいくことができるようになります。楽しみです。
昨日(2021年7月12日)、言葉の森の記事「プログラミング学習の今後の方向と学習の意義」も参考になさってください。
みんなの作品を紹介します。いずれも短い作品です。ぜひご覧になってください。
*画像をクリックするとスクラッチ(ブラウザ版)が立ち上がります。インストールの必要はありません。緑の旗を押すとスタートします。
Toyくんの作品「コメントは…」(約16秒)
https://scratch.mit.edu/projects/548164668
ダジャレを2つ使ってストーリー仕立てにしました。
16秒の動きを制御するというのはそれだけで難しいです。すごい。
Taishiくんの作品「冷凍庫に…」(約4秒)
https://scratch.mit.edu/projects/548389939
私も貴金属はそこです、とか言って。
自分の声を使いました。いい声ですねえ。
Kengoくんの作品「校長先生は…」(約7秒)
https://scratch.mit.edu/projects/552502116
「絶好調」の表現がすごいわ! 絶好調ってそういうことかあ。
自作の絵を使いました。校長先生、かわいいです。
Eijiroくんの作品「ヘビー級」(9秒)
https://scratch.mit.edu/projects/548181476
やはりヘビー級は侮れませんな。
ヘビに自分の声を使いました。クマはひとたまりもないかんじで✕✕られましたね。
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たいへん申し訳ありませんが、受講者多数につき、しばらくの間、無料体験学習および新規の生徒さんの募集はお休みさせていただくことにしました。ご受講いただいている生徒さん、ご家族の皆さん、誠にありがとうございます。
すでに受講してくれている生徒さんのコースの変更は可能です。
無料体験学習再開は、受験コースの生徒さんが受験を終える11月ごろになると思います。可能になりましたら、こちらのブログでお知らせいたします。
]]>【写真】今日は曇天。でも、遠くに、かすかに日本アルプスが見えます。
作文の生徒さんすべてに毎日の音読長文をお渡ししています。長文音読は毎日、やってください。かかる時間は5分から10分です。毎日、少しの努力ですが後で必ず効いてきます。
私の娘たちも小1のころから長文音読をずっと続けました。小学生の時に読んだ長文の内容は今でも覚えているそうです。今は中1の息子が長文音読に取り組んでいますが、弟の音読を横で聞きながら、「それ覚えてるよ」と長文の感想などを言い合っています。感想は年齢によって変わるそうです。当時、思ったことと、今、思うことは違うとか。記憶にしっかり残るからこそ、年齢によって違う感想も生まれてくるのだと思います。
娘たちはいま19歳と21歳です。子どもの時期に1週間、読んだものがこれほど長く記憶に定着するとは正直、思っていませんでした。いちばんの成長期に、音読を続けて本当に良かったと思います。
長文の内容は学年よりも少し難しめのものが選ばれています。ジャンルは様々です。科学、社会、歴史、文学、言語学いろいろあります。文体も固いものから柔らかいものまで様々です。
中には「変な文章だなあ」と思うものもあるでしょう。とくに中、高校生以上は意見文を書きますから、長文には読んで意見の生まれやすい文章が選ばれています。作文はその長文に肯定の立場でも否定の立場でもどちらでも書けます。大切なのは長文の内容の是非ではなく、間違った文章があればそれに対して真っ当な反論を書ける力です。まとまった分量の文章を、矛盾なく書ききること、これが作文教育のゴールです(ただ、曲がりなりにも大人が一生懸命考えて書いた文章ですから、反論を書くのは難しいです。肯定的な意見文がおすすめ)。
1日たった5分から10分です。取り組んで損はありません。あるのは得ばかりです。
教室では長文テストや読解問題で皆さんが長文を読んでいるかどうかチェックしていますが、本当に毎日、読んでいるかどうかはおうちの方にしか分かりません。言葉の意味を理解し、自分のものにするには1、2回の音読では足りません。必ず1週間続けてください。ちょっとの努力はおうちの方にも必要なのです。お子さんへのお声がけをよろしくお願いします。月の半分はプログラミングの生徒さんも、必ず毎日、読んでください。ご希望であればプログラミングだけの生徒さんにも音読教材をお渡しします。
実は、中1の末っ子は、ぜんぜん私の言うことを聞きません。長女と次女は素直に聞いてくれたんですけど。。私も息子への声かけがんばります。遠くにかすむ日本アルプスを目指す気持ちで。遠いなあ〜。
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]]>【写真】神岡町より東にある上宝(かみたから)から、さらに東の奥に見える中央アルプス。山頂はまだ真っ白でした。
プログラミング体験学習
学校の春休みを利用して3月末から4月初めにかけて、
使ったソフトはスクラッチです。
スクラッチはブロック状のコマンドを組んでスプライト(キャラクター)の動きを制
この4回の体験学習カリキュラムは我ながらかなりよく作れたと思います。自画自賛(笑) これを体験してもらえればどんなお子さんでも苦手意識を持たずにプログラミング学習を開始できると思いました。今後、多くの子供たちに体験してほしいです。
教室でもどの学年の子供たちも楽しんで取り組んでくれました。スクラッチという道具を作って自分の想像力を生かしたおもしろいプログラムが書けるという実感を持ってもらえたと思います。
今後のプログラミング学習
今後は次の2冊をテキストに学習を進めていきます。テキストは人数分、教室で用意しました。
倉本大資 和田沙織里『Scratchおもしろプログラミングレシピ』翔泳社 1800円+税
石井モルナ 阿部和広『micro:bitプログラミング』翔泳社 1800円+税
テキストの進み具合は、個別に学習の記録を作成し、おうちの方にも見ていただけるようにしますが、テキストの進み具合の速い遅いは勉強の成果と関係ありません。
ゆっくり進んでいる場合はひとつのプログラムにじっくり取り組み、いろいろな応用を加えてプログラムを発展させているということです。また、速く進んでいる場合はいろんなタイプのプログラムを試しているということです。
教室で大切にしていることは、テキストに書いてあることを正確に読みとって、正しく理解し、厳密にプログラムを組んでいくことです。「テキトー大敵」なのです!
スクラッチを使った学習は、学校の工作や美術の時間と似ていますが、大きく違うところはこの点です。工作や美術は時に適当さが面白みを生み出しますが、プログラムでは動かない原因になってしまいます。繰り返しますが「テキトー大敵」です。
まずは、上記テキストを使い、スクラッチが使えるようになることを目指しますが、徐々に生徒さん自身にHTMLで自分のウェブページを持ってもらい、スクラッチ、マイクロビット、JavaScript、Pythonの成果を掲載していくようにする予定です。
【写真】こちらは上宝から反対の西側を臨んだ景色。春の息吹いっぱいの高原川でした。
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]]>【写真】神岡町船津の桜。今年は例年より1カ月も早く咲き始めたそうです。入学式の頃に8分咲きでした。
小学校3年生のいおり君が課題「こわかったこと」で幼稚園時代に行った学園祭のお化け屋敷のことを書きました。Zoom授業のとき横にいらしたお母さんがいおり君がそのことを覚えていたことにびっくりされるくらい古い体験でしたが、いおり君の記憶のなかでは鮮明だったようで、「これで書く」と自信ありげでした。
私も正直、大丈夫かなあと心配でしたが、子供が自分で書けると言えばたいがい書けるものです。たとえ、その場ではうまく説明できなくても。というわけで、いおり君に幼稚園時代の記憶を紐解いてもらうことになりました。
では、いおり君、お願いします。
「はあい」
怖かったお化け屋敷 小3 いおり
僕は幼稚園のころ学校の文化祭に行ってお化け屋敷に入りました。ふすまが自動で開きました。何かがあったけど暗くてよく見えなかったから、置物かなと思って歩いていたら追いかけてきました。逃げていたらお化けが網にぶつかってそれ以上、来なくなりました。
その先に明るい場所があったから入ってみたら、モップを持った大きいお化けがいました。モップをゆっくり前後に揺らしていました。そのモップがパパに当たりそうになってパパがびっくりしていました。お化け屋敷から出たあと、自分から入りたいと言ったけど入らなければ良かったと思いました。でも、3年生になったからまたやりたいなと思いました。
(読みやすいよう一部、ひらがなを漢字に直してあります)
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これこそがお化け屋敷体験ですね。得体のしれない何かの存在、それが追いかけてくる恐怖。持っているものが、いわゆるお化け的な武器ではなく、日常のモップであるというところがさらに怖いです。非日常と日常が、ああ、交わった、出たー!の瞬間……。怖いですねえ。
そして、3年経ってもありありと細部を覚えている恐怖体験なのに、今はもう小3だから大丈夫だと前向きに結べるところもすばらしい。この3年間での自分の成長をありありと実感していることが分かります。ぼくは強くなった、2年生の時よりもさらに強くなった、もう文化祭のお化けには負けない、と。
とってもいい作文でした。いおり君、ありがとう(^^)/
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]]>【写真】見渡す限り神岡町です。広い。自宅のある標高470mからの眺望。山ってきれいですね♪
高2のボーロさんが現代の大量消費時代をテーマにした課題文を読み、感想文を書きました。
課題文の筆者は別役実氏です。別役氏らしく、独特の発想を交えながら現代の大量消費時代を解説しています。
別役氏いわく、現代人が大量に物を買い、それを躊躇なく捨てていくのは、人類によって操作される妖怪のしわざだ。それは「もったい」と呼ばれる妖怪で、いったん物にとりつくと、人は無性にその物を捨てたくなってしまう。人類は妖怪「もったい」を商品を包む包装紙に忍び込ませ、人が包装紙をはがしたとたんに中の商品にとりつく仕組みを作った。これによって、人は商品を手に入れたとたんにその商品を捨てたくなる衝動に駆られることになった。こうして、文明は消費に合わせて生産を抑える必要なく、大量に生産して大量に消費し、今の「消費遺棄時代」を実現させた。
……ということですが、考えてみれば、商品を包装して「もったい」を付けるというのはごく普通のことです。デパートの包装がその最たるものでしょう。でも、そこに妖怪の存在を認め、妖怪が商品に取り付いて中身を捨てさせようとしているという発想は別役氏ならではです。そうとでも考えないと現代の常軌を逸した消費行動は説明がつかないということでしょう。
ちなみに、別役氏によると包装紙に忍び込んでいた妖怪「もったい」はそれが包んでいた中の商品に移るため、包装紙の方は逆にとっておきたくなるそうです。私がiPhoneの箱を取ってあるわけはそういうことだったのですね。……でも、iPhoneは捨ててません、まだ。
では、ボーロさん、お願いします。
「はあい」
消費と生産 高2 ボーロ
人類は産業革命を経て大量生産時代を迎えている。あらゆる物は大量に消費されねばならない。しかし、生産力を向上させるのは簡単だが、消費の方はそうはいかない。だから、余った分は捨てなければならない。我々は捨てるために手に入れるという生物学的に稀有の性向を身に付け、消費を上回る生産をこなしている。
この現状に対し、もっと物を大切にするべきだという意見がある。私は小学生の頃から剣道をしている。毎年、体が大きくなるのに合わせて防具を買うともったいないので、最近まではお古を使っていた。新しくはないけれど自分を守ってくれる分には充分な防具だ。
剣道の防具というのは、ほとんどが動物の皮と綿でできていて、手入れをすれば何十年でも使うことができる。胴体を守ってくれる胴は竹(安いのはプラスチック)で作られているのでほとんど壊れない。いちばん消耗が激しい小手(手を守る防具)も手のひらに空いた穴を縫って補修すれば数年は使える。最近、私は新しい防具を買ってもらったが、その時、感じた喜びは、以前からずっとお古を使っていたからこそ感じたのだと思う。毎回、新しいものを買わずに物を大切に使い続けることは幸せへと続く行為だ。
しかし、一方で経済を発展させるためには古いものを捨て、新しいものに置き換える新陳代謝も必要だ。例えば音楽やファッションはどんどん新しくなっていく。いま人気の楽曲はビートが強くてメロディーの切り替えが早い。しかし、80年代の歌を聴いているとオーケストラを使っている曲も多く、今よりもっとメロディがなめらかで、ハーモニーがしっかりと聞こえる。音楽はどんどん変わっているのだ。その当時は変わり者と思われても振り返ると歴史的なパイオニアだったのだなあという人はたくさんいる。世界はどんどん変わりゆくものであり、古いものを新しいものに代えてゆくのは大切なことだ。
また、例えば昔話の『ガリバー旅行記』は何百年経っても読者に愛されている物語だ。これは読者がいつも想像もつかない新しいところへ連れて行ってもらえるからで、もし、この現実世界の冒険物語だったら読者はいつかどこかで聞いたお話に興味を持てないだろう。やはりどんどん新しいものを取り入れて古いものを捨て進んでいくことも大切だ。
このように、確かに物を大切にすることも、経済発展のために物の新陳代謝を進めることもどちらも大事だ。しかし、いちばん大事なことは「自分の心の内に持っていないものは何一つ自分の財産ではない」というように心豊かに自分の満足する生活を送ることにあると私は思う。
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パチパチパチー。ボーロさんありがとう。新しいものに買い替えること、古いものを大事に長く使うこと、どちらにするか、ほんと、迷っちゃいますね。
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]]>【写真】高台から望む神岡町。川沿いの河岸段丘に町が広がっている様子がよく分かります。いや、よくは分からないですね(^_^; 今度、もうちょっとよく分かる写真を撮りたいと思います。
科学をテーマにした課題文を読み、小5のマキシマムトマトくんとひび生くんが感想文を書きました。とてもよく書けていたのでご紹介します。
課題文の要約は次のとおりです。
かつて、学者のジョージ・ダーウィンは月は地球の一部が飛び出してできたものだという説を立て、広く認められて当時の定説となっていた。ところが、科学の発展に伴ってその説は否定されることになった。一方、学者のウエゲナーは世界地図を眺めているときに大陸移動説を思いついたが、これは当時の科学界では黙殺され、あとの時代になってようやく正しさが証明された。 科学は自然のほんの一部の姿をかじっているに過ぎないから、角度を変えて自然を見ると新しい発見が生まれる。今までの科学の理論とか解説とかにこだわりすぎて、全てをその基準に従って考えると、新しい発展が起こらなくなる。 |
5年生にはちょっと難しい内容の課題文です。でも、このように学年よりも少し難しめの課題文を読むことによって読解力はついてきます。
教室ではすべての生徒さんに課題文を1日に1回音読してもらい、週1回の授業に備えてもらっています。1日に1回の音読は時間にすれば5分か10分ですが、これによって格段に読解力に差がついてくるのです。
今回は課題文の内容もさることながら、題材を集めてくるのがたいへんだったと思います。身近なところから、かつて科学的に正しいとされたことが実は間違いだったことを探してくるのですから、もしかしたら、5年生の課題の中で最難関だったかもしれません。でも、みんなしっかり準備して授業に臨んでくれました。他にもいい作品はたくさんありましたが、今回はマキシマムトマトくん、ひび生くんにお願いします。
では、お願いします。
「はあい」
「月ができた原因に」を読んで 小5 ひび生
この前おばあちゃんの家に行ったとき、僕のお母さんが昔、読んでいたという図鑑を見せてもらった。その図鑑を見て僕が真っ先に思ったことは、今の図鑑と比べて生き物のイメージの絵が全く違うということだ。どの生き物も今の図鑑より昔の図鑑の方が体の色が濃くて暗めだった。特に恐竜図鑑は昔と今のもののイメージがかなり違っていた。ティラノサウルスのような肉食恐竜は昔はごつごつとしていて茶色をしていたが、今の図鑑では少しだけ毛っぽいものが入っていて、昔の図鑑より明るい印象があった。同じ恐竜の図鑑でも昔と今ではこんなにも印象が変わるのだなと思った。
このようなことがもっと身近で起こっているのではないか、とインターネットで調べてみると数えきれないぐらいあった。その中で僕が驚いたものが2つある。1つは IQ が高くても頭が良いとは限らないということで、頭が良いとは色々な意味が意味があって IQ が高いこととは関係がないそうだ。
2つ目は暗い部屋で本を読んでも目が悪くならないということだ。暗い場所で何かを見るのと近視の発症率は関係ないらしく、むしろ、その原因は日光を浴びる時間によるそうだ。日光を1時間浴びれば近視の発症率は2%と下がるらしい。
昔の説や常識が少し時間が経つと別の説や常識に変わってしまうことが身近によくあるということが分かった。また、今ある説や常識は今後どのようになるのかなと思った。新しいぶどう酒は新しい革袋にという言葉があるので、僕も色々な新しい見方をしていこうと思った 。
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昔と今の科学 小5 マキシマムトマト
たとえば、鼻血が出たとき、血を止める方法は昔と今では違っている。昔は鼻血が出たら上を向いたり、首の後ろを叩いたりすると止まると言われていた。だが、その方法は今では血管が詰まるからやらないほうがいいと授業で習ったり、母から聞いたりしている。今は鼻の真ん中より少し下(小鼻)を手で押さえてその上を冷やす。鼻血を止める方法が分かったから、今度、鼻血が出たら実際にやってみようと思った。
定説と考えられていたことが実は間違っていたこともある。地動説から天動説への移行もその一例だ。今から500年くらい前まではプトレマイオスの考えが元になって、太陽や月や星が地球の周りを回っているのだと信じられていた。だが、その100年後コペルニクスが地球やその他の惑星が太陽の周りを回っているという地動説を唱えた。その頃は観測機器がなく周囲の人々を納得させられなかった。その後、望遠鏡が発明され、ガリレオが地動説を説明する証拠を見つけた。これまでとは異なる説を定説にさせるのはすごいと思った。
艱難汝を玉にすと言うように新しいことを発見しようと努力をすることは大切だということが分かった。また、古いものにとらわれず新しい見方をすることも大切だということが分かった。
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ふたりともどうもありがとう(^^)/ 固有名詞や数字をたくさん使って、正確な文章が書けていました。
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]]>【写真】家の裏手の斜面を登ったところにある畑。まだ少し雪が残っていました。
これまで「教室ホームページ」として使っていたウエブページは、レイアウトを変更して「倉庫」という位置づけにしました。中身は前と同じです。いろんな情報を置いてあります。ご家庭で原稿用紙を印刷する場合のPDFファイルや振替授業の受け方、Zoom入り口、過去のみんなの作文作品などがご覧になれます。
新しい倉庫のレイアウトはこんなかんじです。倉庫なのでネズミくんがいるのです。
メインはこちらのブログになります。本当はこういう使い方の方がいいと思いつつ、これまで「教室ブログ」と「教室ホームページ」を並行して使っていたので、ちょっと分かりづらかったかと思います。春から教科にプログラミングを加えたので、思い切って整理しました。
教室の名前は「作文&プログラミング教室」としました。屋号は「柏の葉作文教室」のままですが、たぶん、表にはあまり出てきません。ややこしいですが、よろしくお願いします。
【写真】こちらは冒頭の写真の正反対の方角。雪もなく春らしい風景でした。頭上からはひばりの声も。昨日の散歩で撮りました。最近、散歩ばかりしているのです。春が近いので♪
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]]>【写真】神岡町の高原川。水の色も春めいてきました。でも、まだ毎日、寒いです。
3年生の栞大(かんた)くんが3月1週目の課題「私が生まれたとき」で作文を書きました。とてもいい作文だったのでご紹介します。
いつもの課題ですと、自分が体験したことを思い出しながら書きます。しかし、今回は自分が生まれたときのことでしたので、栞大くんは事前にお母さんにインタビューをしてくれたようです。会話文の形式で、お母さんの言葉を正確に再現しました。長い会話文には話している人の人柄がよく表れます。栞大くんの作文にも、お母さんの優しい人柄がとてもよく表れていました。
また、会話の最後に「〜と笑ってくれました」と話した人の動作が加わっています。よくあるのは会話のあとに「〜と言いました」と書くやり方ですが、ここを動作に変えると一気に作文がいきいきとしてきます。栞大くんは日ごろから会話とセットで「声、顔、動作の様子」を書く練習をしているので、必要な時にごく自然に会話の後の動作が書けるようになっているのです。
では、栞大くん、お願いします。
「はあい」
ぼくが生まれた 小3 栞大
「オギャア、オギャア、オギャア、オギャア」
僕の産声はとても大きかったそうだ。僕が生まれたとき、お父さんやお母さんがとても喜んだ。ぼくが生まれたときの2012年2月23日午前5時のことだ。ぼくが生まれたときのことを詳しくお母さんに聞いてみた。
「栞大は、陣痛っていう、赤ちゃんが生まれる合図が来てからも、ぜんぜん生まれなかったんだよ。パパは痛いってつらそうなママを24時間ずっと見守ってくれた。パパは生むことはできないけれど、栞大が生まれるのを本当に楽しみにしていたってことだよ。そして栞大がやっと生まれてくれたのは夜を通り越した朝の5時。パパもママも大喜び。そしてパパはフラーっと倒れそうになって。疲れていたんだね。看護師さんに心配されながらおうちに帰っていったよ。パパは本当に素晴らしい人だって、ママはいつも思ってるんだ。そして、パパとママのところに来てくれた栞大とりおにも本当、感謝」
と笑ってくれた。
ぼくはママが言ったことで、お父さんが倒れそうになったというところで、もしかして、心臓が止まっちゃったのかなとドキドキしていたが、疲れていただけで良かったと思った。
ぼくはこのことをふまえて、ぼくを生んでくれたお母さんやそのお手伝いをしてくれたお父さんに感謝しようと思った。あと、ぼくが大人になったらお父さんと同じように自分の子供が生まれるためのお手伝いをしようと思った。
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栞大くん、ありがとう(^^)/ すてきな作文でした。
実は、栞大くんが1月に書いた作文もとてもいい内容でした。ブログに載せようと書き起こしてあったのに、載せるのを忘れていました(^-^; ご紹介します。
学校からの帰り道 小3 栞大
ぼくは毎日、学校から帰るときに必ずすることがあります。何かというと全力で走って帰ることです。早く家に帰りたいからです。しかし、学校から家まで1.3kmもあって他の学校へ行けばと言われることもたまにあるくらい遠いです。さらに、走るといってもさすがに1.3kmを休みなしにずっと走るのはとても大変なので、1分休むのを3回くらい、10秒を2回くらいします。
ところで、今の学校より近い学校になぜ転校しなかったというと、遠ければ遠いほど走るので、脚がどんどん、どんどん速くなると思ったからです。しかも、そのおかげで持久走も速くなると思ったから一石二鳥だと思いました。持久走は、1年生では18位でしたが、もっと速くなろうと思いました。しかし、2年生の時は転んでしまって完走できなかったので、3年生で見返してやろうと思いました。そして、持久走当日。ヨーイ、パン! がんばるぞという気持ちで走ってとうとう完走しました。順位はなんと9位だったのです。ぼくはとても嬉しかったです。なぜなら、2年生のころの18位の2分の1だったからです。
ところでお母さんの学校から帰り道のエピソードをお伝えしたいと思います。小学校から帰り道にたくさんの動物を飼っている家があったそうです。ぼくはその家がまるでにじいろ動物園のように思えました。ヤギも飼っていて声をかけると
「メエー」
と鳴いてくれてとてもかわいかった思い出があるそうです。
ぼくはこれからも学校からはぜったいに走って帰ろうと思いました。
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栞大くんは書く材料を集めるのがとっても上手です。書いて楽しい、読んで面白いと思える題材をうまく探してきます。数字をたくさん使って文章を正確にすることもできています。つまり、題材も表現もばっちり(^^♪ 栞大くん、ありがとう。
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【写真】神岡町、南東側。一気に春めいてきました。これはコブシかな。たくさんのつぼみが膨らんでいました。
プログラミングの授業を開始するにあたり、コースを以下のように分けました。すでに作文の授業を受けている方は、作文・プログラミングコースに無料で切り替えができます。そのまま作文コースを続けていただいても結構です。コースの切り替えは今後もずっと無料ですが、切り替えは学期単位で行います。
(新規開講)1,2週目は作文、3,4週目はプログラミングをします。
(従来通り)1〜4週目まで作文・小論文をします。
(2021年4月新規開講)1〜4週目までプログラミングをします。
詳細(各コース共通)
【対象】
小1〜高3
【費用】
入会金 3000円(コース切り替えの際、入会金は不要)
1か月 5000円
【日時】
授業の日時はお選びいただけます。 土曜日(終日)、平日(夕方)からお選びください。こちらの表のブルーの枠が開始時間です。文字のない部分をひとつ選んで、kayo.asaoka@gmail.comへお知らせください。
1回の授業の目安は90分、個別指導です。
【場所】
通学、オンラインどちらも可(通学の場合は、浅岡自宅。オンラインはZoomで行います)
【お問い合わせ】
kayo.asaoka@gmail.com
080-4118-7434(浅岡携帯)
0578-86-9246(浅岡自宅)
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